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発行元から

南朝の姫君・透子は、北朝に寝返った武士・楠木正儀を取り返すため京の都に向かう。宿敵・足利義満や、能楽師の観阿弥・世阿弥親子との出会いを経て、彼女が知った広い世界とは──。(解説/末國善己)

阿部暁子の本

室町少年草子 ―獅子と暗躍の皇子―

室町少年草子 ―獅子と暗躍の皇子―

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ぬぬに

非ワカモノです

阿部暁子の二作目。 コバルト文庫でまさかの南北朝時代ですよ。 観阿弥、世阿弥、足利義満くらいならまだしも、楠木正儀、細川頼之まで出て来る!室町時代ファンのおっさん的には歓喜の一冊ですわー。 10年前とはいえ、よくぞこの企画を通した! 同作者の最近のお話と比べると、足りない点も多くて、若書き感は否めないけど、好きな話、好きな時代を書きました!といった清々しさがあって、その意気や良しなのである。 また、こういうのは書いてくれないかな。 室町時代は、物語的には不遇の時代である。 大河ドラマの舞台になることもほとんどない。 でも、昨今の新書「応仁の乱」「観応の擾乱」のヒットで、物凄く魅力的な時代であることは少しずつだけど知られるようになってきたと思うんだよね。

10か月前

また君と出会う未来のために

また君と出会う未来のために

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ぬぬに

非ワカモノです

昨年刊行されて、なかなかいいじゃん!と話題になった、「どこよりも遠い場所にいる君へ」の続編が登場。 今回も、メチャ泣けるボーイミーツガール作品に仕上がってる。 物語の展開があまりに、純愛過ぎて、心の汚れたオッサンにはややもすると眩しすぎるお話であるけれども、良いものは良いとキチンと評価しなくてはなりません。 主人公の抱える心の闇が、さまざまな人々との触れ合いを通して、浄化されていくあたりの展開が実に上手い。 前作のメインキャラクターも、脇役ながらちゃんと登場するので、ご安心を。

11か月前

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どこよりも遠い場所にいる君へ

どこよりも遠い場所にいる君へ

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ぬぬに

非ワカモノです

離島の学園に逃げるようにやってきた、秘密を抱えた主人公。神隠しの伝説が残る入り江で、忽然と現れた謎の少女。なんかもう、絵に描いたような正統派のボーイミーツガール作品。 おじさんだから、もうこんなベタな話に感動しねえぜ、とか思って読んでたら最後には、メチャ泣かされてた。ド直球で最後まで投げ切った筆力に簡単ですわ。 「彼女」の正体、余所者の主人公はわからなくて当たり前だけど、これ絶対他の島民は気付いてたよね。でも、それを言わない、触れないやさしさが地味に泣ける。言外に示されるヒトの思いやりが心にしみる良作なのでした。

12か月前

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