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雑木林的空間をもつ建築へ。閉じた箱ではない「開いた場」的モデルへ展開する小嶋一浩の思考と実践。 続き

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キーワードは、小さな矢印、黒と白、雑木林的、白の濃淡。
建築家・小嶋一浩は、世界のさまざまな場所でその都度違う体験をする中で自分にとっての設計の手がかりをつかまえたと語る。それらをとても平易な言葉で書きあらわした本。流れるように読ませる。

この本の主張に反対する人はそういないように思う。というより、そもそもこの本は「理論=まとまった主張」の構築というよりも「道具=キーワード」の紹介といったニュアンスが強い。
問題は、それらの道具をどのように(本人も思っていなかったような方法で)活用し、あるいは新たな道具を開発するのか、というところにあるはず。
白と黒の貫通、図式の還元と脱却が1つのヒントになりそう?

読者

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新刊

戦争がつくった現代の食卓-軍と加工食品の知られざる関係

戦争がつくった現代の食卓-軍と加工食品の知られざる関係

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

作者は元々はいわゆる意識高い系の人。料理も極力手作りし子供達をファーストフードに連れていったりもしない。しかし一から全てを作ることは現代において不可能であることに気がつき加工食品の研究を始める。そして現代の加工食品の多くが軍が戦闘員に持たせる糧食の研究から生まれていることを知る、という内容。この手の本にありがちな加工食品を全否定、という立場ではなく純粋に加工技術そのものやその歴史について興味深く取材しまとめているところが共感できる。それなりに専門用語が羅列してあったり一見とっつき難い印象だが以外とさらっと読めてしまう。合衆国において軍の研究というものは国家の金が大量に注ぎ込まれておりそれが民間向けの製品に応用されるという構造は共産国のそれとそんなに変わらない、という指摘にはなるほどと思わせられた。

約5時間前

売春島 「最後の桃源郷」渡鹿野島ルポ

売春島 「最後の桃源郷」渡鹿野島ルポ

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

そんなに風俗好きというわけでもないのだが性風俗ものには未知の世界を覗いてみたいとでも思うのか…何か心惹かれるものがあって。知らなかったのだが三重県の志摩半島辺りに主要産業が売春という島があるそうでそこのルポタージュ。元々、江戸時代から帆船の風待ち場所となっていた島だそうで船乗り相手の売春が大昔から行われており、そういった行為にあまり抵抗のない土地柄ということに目をつけたヤクザが開発したところらしい。起こりはそうでもすぐに主導権を握ったのが実は女性達だったというところが驚き。島だから見張りやすいということもあって男に騙されて売られてきた女の人がかなりいたということにもっと驚き。世の中汚いことがまだまだいろいろあるんだなと。まだ娯楽が少なかった時代に大いに賑わい、娯楽の多様化と共に衰退していった島について歴史と現状が淡々と描かれていて興味深かった。

約5時間前

フォールアウト

フォールアウト

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

邦訳される度にとりあえず手に取る作者の一人。シカゴの女性探偵のシリーズ。本作ではいつものシカゴを離れてカンザスが舞台となっている。黒人女優の草分けと共に姿を消したいとこを探してほしい、という依頼を受けてカンザスを訪れた主人公、女優が自らの生い立ちをドキュメンタリーでまとめようとしたその過程でタブーに触れてしまったのだろうと気づくのだが、という話。冷戦時代のミサイル基地があった田舎町でいつもと勝手が異なる状況のなか奮闘する、という話なのだが…正直言ってちょっと冗長では、という気もした。登場人物が多過ぎるのでストーリーがこんがらがって最後の会話で全て整理する、という流れは少しいただけない。力があって優れた作者の作品だけに少し残念。次作に期待。あと、くさしついでに言わせてもらうとこの安っちいイラストの表紙もいただけない。少なくとも僕のイメージしてる主人公とは全然違ってこれも興醒め。

約5時間前