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一家四人が無残な死体で発見された。凶器は散弾銃、怪しい人物はすぐに挙がった。近所の男が殺害された一家ともめていたのだ。だが、事件への関与を証明するのは困難... 続き

コメント

スェーデンの人気ミステリシリーズ邦訳最新。主人公はエリート部隊である国家刑事警察殺人捜査特別班に雇われている心理学者。これが曲者で仕事は優秀なのだが周囲と軋轢を生むことなどなんとも思っておらず、さらにセックス依存症で手当たり次第に女性に手を出す要注意人物、捜査チームに加わっているのも邪な動機から、という設定。本作では子供を含む一家皆殺し事件が発生、解決を急ぎたい地元の警察の要請でチームが乗り出しやがて事件現場から逃げ出すことができた少女がいたことが分かって、という話。単独のストーリーとしても面白いのだがもチームの面々の私生活や人間関係もサイドストーリーとして上手く設定されていてシリーズとしても飽きさせない。早くも次作が楽しみ。

読者

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M・ヨートの本

白骨〈上〉

白骨〈上〉

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

スェーデンのミステリシリーズの三作目。前二作が凄く面白かったので。主人公は凄腕の犯罪心理学者だが女たらしで協調性ゼロ、チームの嫌われ者、という設定。動機もいちいち不純で今回も一回寝たら家に居座ってしまった女から逃れるために捜査に参加する。 事件は人気のハイキングコースで偶然見つかった六体の白骨死体。四人は家族で身元が分からなくしてあり二人は着衣のまんまという複雑なもの。少ない手がかりから精鋭チームが核心に迫っていく過程がなかなか見事。このシリーズは二人のシナリオライターの合作ということもあってスピーディかつ分かりやすい展開が特徴でさらっと読めてしまう。そしてチームの人間関係も変化していくところが特徴。本作では主人公は殆ど捜査に参加しておらずチームの人間関係を複雑にしてるだけの役回りなのだがそれでもじゅうぶん楽しめた。終わり方がいろいろ含みを持っていて次作が早くも待ち遠しい

10か月前

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犯罪心理捜査官セバスチャン 上

犯罪心理捜査官セバスチャン 上

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

脚本家二人が手を組んだ作品ということで長いのだけどテンポの良い作品に仕上がってます。 主人公はかって警察と契約していた心理学者。こいつが見た目は冴えないのにかたっぱしから女性を口説き落とすという設定で捜査対象にも普通に手を出すセックス中毒、地道な作業は嫌うのにウケを狙い、協調性は全くのゼロ、という設定。ある事情から仕事からも遠ざかっていたこいつが不純な動機で生まれ故郷でおきた凄惨な事件の捜査に加わって、という話。どこか全体的に陰のある作品ではあるのだけれどぐいぐい引きこまれて一気読みしてしまいました。 シリーズ化がとても楽しみ!

2年前