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20世紀初頭、写真だけを頼りに、アメリカに嫁いでいった娘たち――。その静かな声を甦らせる中篇小説。百年前、「写真花嫁」として渡米した娘たちは、何を夢みてい... 続き

コメント

理想と異なる現実を受け入れて、乗り越えた先に待っていたのは日本人強制収容。「写真花嫁」としてアメリカに渡った女性たちの声が詰まった本。

ここにも戦争の犠牲者がいた。世界は何も変わっていないとわかり、読後悲しくなった。

その他のコメント

「写真花嫁」と呼ばれた少女たちを待ち受けていたのは、アメリカでの幸せな結婚生活ではなかった。奴隷のような過酷な労働を強いられ、日本に帰りたくても金は無く、差別や暴力に耐え、順応するしかなかった。
何人もの少女たちの苦しみが次々と語られ、その小さな囁きが重なり合い、合唱のように奏でられる。それはあまりにも静かで美しく、残酷な実話だ。

小説でありながら、無数の囁きが束ねられた「わたしたち」の祈りであり、歴史であり、詩である。

読者

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文芸

ウォッチメイカー〈上〉

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サイカワモエ

本と本棚好き。

名作を探そうとすると、必ず名前が挙がる作品。普段はあまり翻訳物を読まないのですが、流石に読まなきゃ!と思い購入。なるほど、犯人がわかってて、分析を駆使して追いかけるストーリーです。面白い。後半に続く!

1日前

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この嘘がばれないうちに

この嘘がばれないうちに

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ぬぬに

非ワカモノです

シリーズ二作目。複雑な(笑)条件をクリアして初めて、望んだ時間にタイムスリップできる喫茶店のお話。 一度だけ大切な人に再会出来るなら、あなたは何を伝えますか? 制約が厳しすぎるので、似たような話になりがちなのだけど、今回は「嘘」をテーマに様々な別離の姿を描いていく。 大切な人の死。でもその人は決してあなたの不幸で、あり続ける事を望んでいない。残されたものが幸福になってこそ、初めて死者も救われる。 全編を通じて解き明かされていく数ちゃんの秘密が切ない。間接的にしか数ちゃんの話を書かないのはもどかしいけど上手いなと思った。今回も手堅いウェルメイドな出来栄えでした。

1日前

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