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会社社長の尾形信吾は、「山の音」を聞いて以来、死への恐怖に憑りつかれていた――。日本の家の閉塞感と老人の老い、そして死への恐怖を描く。戦後文学の最高峰に位... 続き

コメント

「そうして、ふと信吾に山の音が聞こえた。」死の告知かと恐れながら、息子の嫁に恋心を抱いたり、昔憧れた女性を忘れられない葛藤や、出戻りの娘や家族を描いているが、僕も歳をとったか、感銘してしまった。

その他のコメント

長編というより連作短編のような構成なのでわりと読みやすかった。四季折々の描写や能面の話、京都・剽亭の温泉卵などの描写が美しい。

読者

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川端康成の本

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