コメント
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お試し中。 |
笑いながらゾッとする…。
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読むのは主に翻訳小説だけど、本棚… |
大笑いしながら読みました。最初はヒトラーの、やがては現代社会の滑稽さを。
作者ヴェルメシュのプロパガンダは見事に成功しているといえますね。
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欧米ミステリを中心に読んでいます… |
インパクトのある表紙で凄く気になっていた本。地下壕で自殺したはずのヒトラーが突然2011年のベルリンに現れる。本人は自殺したことを全く覚えておらず…
周囲の人間は彼のことをヒトラーそっくりのお笑い芸人と思い込みテレビに出す。
あの演説調でいろいろなコメントを出すのだが風刺の効いたブラックジョークだと思われどんどん人気芸人になっていくヒトラー…
ドイツでベストセラーになったらしいのですが、こんな過激な本を良く出せたな、という感想。
ヒトラーは人間味のあるなかなか魅力的な人物に描かれているところが一番の風刺なのかもしれません。ちょっと前提知識がいる気もしますが非常に面白い作品でした。
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19人 |
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帰ってきたヒトラー 上下合本版
そのラインまで踏み込んじゃうの? もうこれアウトじゃね? と、始終ヒヤヒヤしていた。 けれどもグイグイ読ませてくる感じがたまらない。 |
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帰ってきたヒトラー 下
下巻も面白い。相変わらず会話は噛み合ってない。 ヒトラーの視点で物語が進んでいくので知らず知らずの内にヒトラー的思考が自分の中にインプットされていく。 ヒトラーのやろうとしてる事と人々がして欲しいと望んでいる事が同じでありながらその動機が異なっているというのが面白い。 |
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帰ってきたヒトラー 上
タイムスリップものは会話のズレが痛々しいことが多いが、この本ではヒトラーをお笑い芸人だと周りが受け止めることで素晴らしいユーモアに仕上がっている。 ヒトラーの考えの中には共感してしまうものもある。ナチス的思考を持った子供が現代に対する素朴な疑問を述べているような感じがした。 上巻ではまだヒトラーはテレビに登場したばかりなので下巻でどれだけ暴れてくれるか楽しみ。 |