51mv8ayqtql

凄腕の女性弁護士アイゼンベルクは、ホームレスの少女から弁護を依頼される。彼女の友人のホームレスの男が若い女性を殺害し、死体を損壊した容疑で逮捕されたのだ。... 続き

コメント

ドイツミステリ。
主人公は刑事弁護士のラヘル・アイゼンベルク。
辣腕で知られる彼女だが、現在弁護士事務所を共同経営する夫が浮気して別居中、思春期の一人娘は学校で問題を抱え、家庭はトラブル続きだ。
そんな中、猟奇的な殺人事件が発生し、その容疑者として浮上したのはもと恋人の物理学者。
そして彼女は彼の無実を信じ、その弁護を務めることになる。
元彼の容疑を晴らすべく奔走する主人公の物語と、隣国から命をかけてドイツに入国しようとする母娘の物語が交互に描かれ、やがて思いがけない形で交差する…。

タフな主人公がブルドーザーのように強気でぐいぐい障害物を破壊しながら真相にたどり着くという流れは、最近内省的な主人公の物語を読むことが多かったのですっきりする。
主人公の嘘も方便、依頼人を無罪にするためには手段を選ばず、というガツガツしたプロとしての姿と、夫の浮気や娘の問題に動揺したまに自信喪失する姿が対称的で憎めないし可愛い。
二転三転する裁判にやきもきし、複雑な事件が解きほぐされる快感を楽しむ。
これぞエンターテイメントという一冊。

読者

9b7b10e5 4fb3 4a41 a86b 9a79d145935d

文学

攻殻機動隊小説アンソロジー

攻殻機動隊小説アンソロジー

19044d62 6fd6 4172 b936 f96acc1a498a

九重篠

腐っている成人済みオタク

プロの作家さんたちによる、攻殻の公式アンソロ。 それぞれ作家さんたちごとにフォントが違うのが凝っていて面白いけど、少し目が慣れるのに時間がかかった。 朝霧カフカ版は、まだ草薙と会っていない、笑い男事件後のアオイと元軍人でまだ日本にいたクゼヒデオが会っていたりなど、嬉しい共演だった。 神山版だけではなく、「人形遣い」を知っている原作ないし押井版の草薙素子も出てきて、面白かった。 バトーとトグサ(特にバトー)の出番も多かった。

約2時間前