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統制されたネット時代に「かけがえのない生き方」はいかに可能か?著者初の挑発的人生論。 続き

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ネットでいると馴染みの世界だけで過ごせちゃって自分が狭くなってくから、未知と出会いに旅に出ようよ、というお話。

検索というのは知っている言葉しか調べられない。そこから出てくるのは実は予測の範疇のことばかり。では、Googleにコントロールされないようにはどうしたらいいか。という本質的なことが書いてある。読みやすいし、いい。

今の時代、知りたいことはいくらでもwebで調べられる...なんて、本当に思ってる?

旅好きとして、頷く部分が多い。読んで終わりにしないでほしい。足を運ぶことを時間の浪費と捉えないでほしい。思ってもみなかった体験をすることは事前に想定できないのだから。

ここ最近で、一番納得のできる本でした。東さんはやはり現代と向き合っている人だと思います。
まず、人間は皆自分の能動性を信用しすぎています。環境によって人間が動かされていますl
マークグラノヴェター「弱い絆」によって自分がしらない自分自身の適性を発見できる可能性があります。ネットは強い絆になってしまうので、弱い絆を見つけるためにリアルが必要になります。
いくら情報があふれていても適切な欲望がないとどうしようもありません。今の日本人は新しい情報への欲望が希薄になっています。
本当にリアルな情報はツイッターには書いていません。ネットに情報があふれているということになっているけど実はそんなことなくむしろ重要な情報は見えない。なぜならネットでは自分が見たいと思っているものしか見ることができないからです。そしてまた皆自分が書きたいと思うしかネットに書かないのです。

震災の話で、福島の記憶を後世に伝えるために軽薄さや無責任さが必要になります。深刻だからこそちゃんとコミットしろと言われるとみんな腰が引けてしまい被災地にも行けなくなります。
世の中の人生論は二つに分けられており、一つの場所にとどまって今ある人間関係を大切にしてコミュニティを深めて成功しろというタイプのものと、一つの場所にとどまらずどんどん環境を切り替えて広い世界を見て成功しろというタイプのものです。村人タイプと旅人タイプ。でも本当はその二つとも同じように狭い生き方なのです。進めたいのは第三の観光客タイプ。村人であることを忘れずに自分の世界を広げるノイズとして旅を利用する事です。
そして、物的証拠を残すことも必要になります。宮城の震災では、船などを処分してしまいました。しかし、人の記憶は曖昧で、物がないと後世に伝えて行くことが難しくなります。福島観光課計画で、ミュージアムを作るという案は別の本で見たことがあったのですが、他の国の事例をみてベストだと思うことをしようとしていたということがわかりました。

今固定化された環境の外に出るには「観光」が大事なのではないか。人生論としてもっと深い哲学やら思想としてそして東浩紀の到達点として、読んで損はないかと…

在特会の人も目の前の人にはさすがにひどいことしないんじゃないですかっていうやつには、いや、それはないだろ〜と思った。

意識的にノイズを入れる。緩い繋がりを広げる。新しい検索ワードを手に入れる。これらはこの本を読んでから今もずっと私が心掛けていること。最近読んだ堀江貴文さんの本にもあったけど、情報量を増やす手段として「弱いつながり」はとても有効だと思う。最近、堀江さんの新書を読んでこの本を思い出したのでポストしました。

統制されたネット時代をどう生きるか。小学生でも理解できそうな平易な文章で大事なことが書かれてあるので、とてもありがたい。

あずまん、健在。読みやすくて若い人にもおすすめ

「ネットじゃ、本当の価値は理解できないから、外に出て体験することで知識を体得しよう」という寺山修司の書を捨てよ、街に出ようの21世紀版な感じでした。統計的な最適ではなく、偶然の可能性に身を晒せというのは、非常によく分かるんだが、子どもがいない人とか旅に出たくない人にこの良さを知ってもらうのは、ハードル高いかもなと思った。最後辺りは、あずまんの娘LOVEな話が多かった。

「観光客」であれという話。東さんらしくタメになるのかならんのかよくわからん話。

インターネットの普及によって、閉じこもってしまう思考を解放する方法

物理的に移動する(旅をする)ことが、思考に与える影響の大きさ!

過剰に期待しないで読むとちょうどいいところがいつもの東浩紀。微妙にうさんくさいような視野が狭いようなあたりが。

読者

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東浩紀の本

ゲンロン0 観光客の哲学

ゲンロン0 観光客の哲学

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ukitazume

プログラマー。散歩。読書。料理

東浩紀のいままでの仕事とこれからの仕事(1,2,3,4は先に出てる)が繋がる、ゲンロン0。一回読んでも理解が浅く、他のゲンロンの読み直しとともに、再読しようと思う。参考文献も含めて。

1年前

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