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第157回芥川賞受賞作。大きな崩壊を前に、目に映るものは何か。北緯39度。会社の出向で移り住んだ岩手の地で、ただひとり心を許したのが、同僚の日浅だった。と... 続き

コメント

寂寥感、それに尽きる。表紙の現代アート、小林史子さんの作品なのだが、彼女は著者の沼田さんとはおそらくら1歳違い。そして2016年に亡くなっている。

言い様のない倦怠感。
そうだ。
予感ってそう言うもんだ。
文の長さ。風景の描写。
美しかった。
いい文を読んだ。
今度、川の流れでも見に行こうかな。

数年前、復興活動に参加した自分はその風景の裏にどんな日々があるのかなんて考えもしなかった。

人は日々は切り取ってしまえばそんなもんだ。でも、人は日々は続いていく。生きていく。

色々な解釈が楽しめる作品です!こんなに釣りが描かれるのは珍しいと思ったのですが、テーマと釣りは別物ですね。

個人的にはイマイチな読後感。

とても深い作品です。改めてもう一度読みます。

読者

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文芸

うつくしい人

うつくしい人

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もえあん

始めました。

周りのひとがどう思っているのか。そればかり考えてしまい、自分の人生を支配してしまう。 過去や人と向き合うことの意味。 ○名札から知るホテルで働く人々の名前がローマ字だったのが特に好きな描写だった。A. TANAKAの様な。漢字で表さないことで距離をとっていて、主人公を観察する外野の1人に仕上げていた。

約5時間前

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リモノフ

リモノフ

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fuku

設計事務所勤務ゴミリーマン/元ク…

ソビエトの停滞した時代から、制御の利かない資本主義が暴走する現代ロシアの様相を、ある人物を狂言回しに活写する。その人物は、エドアルド・リモノフ。この本を読むまで知らなかったけど、暴力的な描写で知られる作家として出発し、紛争地域で傭兵のような活動を行い、そして現在は崩壊した共産主義の復活を唱える過激派政党の領袖で、チェスの著名なチャンピオン、アンリ・カスパロフとも組んでいたという、いわば時代のトリックスターのような人物。 トリックスターとは書いてみたけど、『最後のソ連世代』にもあったように、良くも悪くも永遠のステイタスクオであり、盤石だったはずの共産主義社会があっさり崩壊し、新興財閥が闊歩する状況という、日本人には理解できない状況の変化を体験したらそうなってしまうのかもしれない。ソ連時代の大粛清のシンボル、ベリヤの名を叫ぶ彼らの政党は悪趣味ではあるが、まさか全体主義への回帰を本気で志向しているわけでもなかろう。 ソ連崩壊後の選択肢は、健全な資本主義か犯罪的な資本主義かではなく、犯罪的な資本主義か内戦だったのだという学者か高官の言葉には重みがある。そこに共産主義へのノスタルジーが入りこむ余地があるのだろう。もちろん、共産主義を懐かしく思わないものには心がない、共産主義に回帰しようとするものには頭がない、というプーチン閣下のいう通りでもある。

1日前