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奇妙な原稿が、ある新人賞に投稿された。"私"は友人から応募者の名が「三津田信三」だと知らされるが、身に覚えがない。そのころ偶然に探しあてた洋館を舞台に、"... 続き

コメント

私の好きなタイプの話です。

この作家さんの作品には個人的に今のところ外れがありません。どれも面白いです。勿論これも。作家三部作の一作目に当たるようです。
家を舞台にした同作者さんの本には「禍家」がありますが、あちらが心地悪い化け物が畳み掛けるように出てくる怖さならば、こちらは知らないうちにじわじわと現実を侵食される怖さです。
得意のおそろしい化け物があからさまに現れないかわりに、ゆっくりと、でも確実に日常を染めていくよくわからないものへの恐怖が書かれています。
それと、おそろしい擬音がとにかくすばらしいです。「にちゃり」と笑うなんて誰が思い浮かぶか。そしてそれがいかにも生理的に嫌悪感を及ぼすものかよく現れていました。

日常と異界が程よく混ざりあい、どこからどこまでが実在のものか、実際に体験したものなのか。そしてどこからがフィクションの怪異なのか曖昧になっていく感じも面白くてよかったです。
結局詳しい結末は明かされないまま、なんとも言えない余韻を残して終わります。
他のシリーズも読んでみたいです。

16.02.01

三津田 信三と言えば刀城言耶シリーズみたいですが 私はコレもけっこう好きです

読者

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三津田信三の本

碆霊の如き祀るもの

碆霊の如き祀るもの

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ノノハル

my本棚の前で立ち読みしてしまい…

刀城言耶シリーズを読んだ事がなかったのですが、違和感はなかったです。 まず村に伝わる怪談話を四話。怖かったです。 それからの、殺人事件です。 背景に怪談話があるものだから、想像力豊かになってしまって。。。 言耶の謎解きは変わった方法で、証拠を突きつけるタイプのものではありませんでした。 『水魑の如き沈むもの』がシリーズの中で有名のようなので読んでみようかと思っています。 ラストもポツリと、ゾッとします。 「超ホラー感覚ミステリー」て感じ。

約1か月前

忌物堂鬼談

忌物堂鬼談

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ノノハル

my本棚の前で立ち読みしてしまい…

本当に怖い話は、因縁とか全く分からない話だそうです。確かに、そうですね。 中学三年生の由羽希に男前の天山天空という、明るい?戯けた?和尚が話す忌物の怪談話です。寺に逃げ込んだ由羽希を助けるべく、怪談話をするのですが、何がどうしてそうなんだかわからないままです。 由羽希が寺に逃げ込んだ訳を思い出した時。。。 背中が怖い。今日は髪を洗えません。(T . T)

12か月前

赫眼

赫眼

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風見鶏

好きなものを好きなように

ホラー短編集。 やっぱりよくわからないものに対する恐怖というのは強いなとおもいました。正体や意図が全く不明だからこそ怖いというか……。 表題作をイメージしているであろう表紙も怖いです。少女なんだか熟女なんだかわからない顔つきが不気味。 16.02.15

1年前

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誰かの家

誰かの家

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風見鶏

好きなものを好きなように

ホラー短編集です。 得体の知れないものに対する恐怖というのは、そのものが全くわからないからこそより一層怖いなと思いました。個人的には表題作、「誰かの家」が薄気味悪くて得体の知れないもので面白かったです。 16.02.15

1年前