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山神一也は整形手術を受け逃亡している、と警察は発表した。洋平は一緒に働く田代が偽名だと知り、優馬は同居を始めた直人が女といるところを目撃し、泉は気に掛けて... 続き

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どっちに転んでも辛い感情がでてくる。ある人は信じなかったことを悔やみ、またある人は信じていたことに苦しみ、そして怒る。
だから、人を信じろと容易に言うことができない。それはとっても大変なことだから。

そんな話題になるほどなのか。物語の核心に触れられずに、物語が終わってしまった。それがいいのか。

一気読み。2016 9月に映画公開ですって。

一気に読んだ!
3つのストーリーの結末はそれぞれ違うけど、ひとつでも希望があってほっとした。(作中、1度だけそこで泣いた)
結末をわかってみると…やっぱり山神(作中だけずっと仮名だけど)だけ少し雰囲気が違うなと。全部読んだからそう思えるだけかな??

下巻で一気に物語が走り出して、ほぼ一気読みで読了です。
信じたいからこそ疑ってしまう……そんな気持ちが突き動かしていく群像劇。
切なくて大好きな作品です。

09/2017

先に映画を見た。
ラストが違うと聞いたので読んでみた。
キャストも情景もインプットされているので、映画にはなかったシーンも鮮明にイメージしながら読むことが出来て良かった。
映画とは違ったラストはかなり重く、映画でも青々とした海の景色に胸がすくのに反して、いつまでももやもやと考えさせられる感じ。どちらが良いかは判断できない。

一生懸命、大切な人を信じようと、守ろうとした人たちのお話。

映画も原作も2000点

台風の中、一気読み。信じることは愛することよりもはるかに難しいことだと思った。真相を知りたい一心で読み進めるけど、やるせなく切ないラストへ。とにかく飽きさせない。
映画も気になる。あと、実際にあったあの事件が何度もよぎった。

切ない。とにかく切ない。
悪は悪。

「あの人を信じていたから許せなかった。」…そう、その裏切りが残酷な傷になると…。

信じる事は、強く脆い。

人生の中身を喜怒哀楽の割合で表現することなど、もちろんできない。
「喜」と「楽」が多ければ幸せで、「怒」と「哀」が多ければ不幸で、
そんなふうに必ずしもならない。
疑問が浮かぶ。「哀」の対立する概念は「苦」ではないのか、なぜこの四字熟語には「怒」が入っているのか?

そのもやもやは、この小説自体にもある。『怒り』というタイトルは、なぜつけられたのか?

ひとつの悪事が、東京で、千葉で、沖縄で、波紋を起こす。さらには、それを捜査する刑事にまで影響を及ぼす。もしかしたら、さらに語られてはいない形で「疑心暗鬼」という悪が他にも暗い影を落としているのなら、私はその悪事に「怒り」を感じる。

何もかも、解決し、最後は大団円というわけにはいかない。もやもやした不満も残る。それがあっても、あらためて人間とは?を考えさせるいい作品だと思う。

それぞれので怒りが描かれていた。

読者

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吉田修一の本