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「食べちゃいたいほど、可愛い。」このあられもない愛の言葉は、"内なる野生"の呼び声なのか。食べる/交わる/殺すことに埋もれた不可思議な繋がりとは何なのか。... 続き

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岩波書店のホームページで連載された文章を元に編まれたこの本。「食べちゃいたいほど、可愛い」恋人や子供や孫にささやく言葉。人は動物を殺し、食べ、生きる。人は異性と交わる。そして子供が生まれる。食や性を嫌悪すれば、行き着くのは死だ。生きるために殺し交わる我々。『ぐりとぐら』に『あんぱんまん』、イザナキ・イザナミ神話や九相図を辿りつつ、生きることとは、野生とは、文明とはと問いかけてくる328ページ。「あゝ、つらい、つらい。僕はもう虫をたべないで飢えて死なう」。

好き過ぎて、食べてやりたいとか。そんな類の小説が売れたりと、「何となくわかる」モヤモヤ感を、色んな例出して書き出したら、これだけの分量になったのかな?と思ったら、買ってた(笑)

これを読んで何かがわかるとかじゃなくて、とにかく昔から、そしていつでも気になっていることを揺さぶってくれる本でした。

読者

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赤坂憲雄の本