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俺はもう、誰かの脇役ではない。深化したマキメワールド、開幕! 砂漠の中、悟浄は隊列の一番後ろを歩いていた。どうして俺はいつも、他の奴らの活躍を横目で見てい... 続き

コメント

沙悟浄とか趙雲とか虞美人とか、主たる脇役、みたいな位置づけの人達を主人公した短編集。
一時間足らずで読めてしまうけども内容はそれぞれに深く、いい話だな、と思うものばかり。
ちょっとラジオドラマとかでありそうだな、こういうシリーズ、となんとなく思ってしまった。

中国の有名な古典を、物語の脇役などの目線から描いた短編集。

万城目さん、最近書くものが時代を遡っていくなぁ。前作の忍者といい。

個人的には現代を舞台にしたマキメファンタジーをまた読みたいんだけど。

「父司馬遷」が良い話でした。

一つ前の「法家孤憤」とリンクする場面もあって、おもしろかったです。

中国の古典(いわゆる漢文)が好きな自分としては、どれも最高に面白かった。読むのが勿体無いくらい。

タイトルでもある「悟浄出立」は、八戒にまつわる話が素敵。
「趙雲西航」は、映画レッドクリフが頭の中で蘇った。
「虞姫寂静」は、四面楚歌の語源に触れながらの、虞美人にまつわる話。これが1番好き。
「法家狐憤」「父司馬遷」は、血生臭い中国の昔の政治の話。

どれもオススメ。万城目学が好きになった。

いつも天竺への旅の列の後方にいる悟浄が、初めて先頭に立った時にどこへどう行けばいいのか戸惑う。その時の悟空のセリフがいいなぁ。ぜひ読んでほしい。
他の短編も切なかったり、感慨深かったり。短編もうまかったんだ。

臨場感、緊張感がすごい。漢文を読むときに近い身が引き締まる感覚と、短いけれど深いストーリーに思わず唸る。父司馬遷と、虞姫寂静が特にいい。こんなのも書けるなんて、また万城目学が好きになる。2017.4

読者

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万城目氏の、「湯治と(サッカー)観戦」記、「建物探訪愛」記録、そして「北朝鮮観戦」思い出集。 小説と同じく、スペインサッカーのティキ・タカと同様にテンポよいエッセイ。

8か月前

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しつちょー。@書店員

かけだし書店員

これぞマキメ・エンターテイメント! 最近の万城目さんの本は、時代モノや古典など、 ちょっと固めな題材が多かったように思うけど、 僕はやっぱりこういうファンタジーが大好き! とある神社でお勤めをしている縁結びの神様のお話。 優しく笑えて、最後に泣ける。 最近涙もろくなっていかんと思うのだけど、 昔はわからなかったようなたくさんの知識や経験をしたから、 感受性が良くなったのだなぁとポジティブにとらえるようにしました✨ 「?」なタイトルのネタバラシの仕方がGOOD!

約2年前

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とっぴんぱらりの風太郎 下 ()

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ぬっぴー

印刷会社で燻っている30歳(つい…

よかった。人を蹴落としてなんぼな、孤高で孤独な忍びの道。戦で心が荒みきった風太郎が見出した、誰かを救う、という一筋の道。風太郎を導くのが術使いのひょうたんというのも万城目さんらしいトリッキーさ。おしまい、おしまいという意味だけど、続編やらないかなぁ。2017.3

2年前