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パパが死んじゃったら僕は生きているから困る。子供の愛も伝わって、家族について考えました。

自分の置かれた状況が曖昧のまま想像ラジオを発信し続けるDJアーク。徐々に想像ラジオの役割を理解していく。

生者と死者は持ちつ持たれつの関係で、死者は生者がいるから存在できてその逆もまた然り。もし人類が滅びてしまったら死者は存在していくことができない。
これからもきっと、「想像」することをやめてはいけない気がする。

かつて在った人々の様々、その現在を僕は僕の都合で作り出す。想像は想像である。それに浸る時間は、僕の現在たりえても、彼らの現在では決してない。
軽妙な語り口と文体で描かれる物語は生者と死者における厳然たる事実を僕に示す。

ただ、

それでも、なお

そのような、つぶやきにも似た声。それもまた聞き取れるような。
この小説に対し僕はまだ判然とした応えが出せないでいる。

日常と非日常。現在と過去。生と死。生者と死者。
分断されていた世界が混じり合い、溶け合い、やがては根を伸ばして、枝になり広がっていく。
樹木のような物語。もういない私と、いつか来るあなたを繋ぐ物語。

東日本大震災後の海沿いの町から、想像力を電波にした不思議なラジオが聴こえてくる。DJアークは大切な人にメッセージを届けようと想像ラジオを発信する。
作中の「亡くなった人の声に時間をかけて耳を傾けて悲しんで悼んで、同時に少しずつ前に進んでいくんじゃないか」という言葉が印象に残った。
震災で亡くなった人々はどういう思いでこの世を去って行ったのか、考えさせられる一冊だった。

チューニングを合わせて、聞いて声

私にはちょっと合わなかったかなぁ〜

いろんな受け止め方があったろうけども、
ただ闇雲に今の現実を受け止めてがむしゃらになんとかするだけが受け止め方じゃないなと。

こうして見つめなおすってことも多分できたんだなと。

3.11をそう見直せた。

東北大震災。
自分の中では遠くの国で起きたことではないか?と今でも思うことがあります。
亡くなったかたの声に耳を傾ける。容易なことではないと思います

クリームソーダ色の海を見るたび、きっと思い出すよ。

あの日を体験したのに、記憶が薄れてしまっている自分に気づく。忘れたくないし消えないようついでいきたい

忘れない
想像するんだ

震災で亡くなった人々のラジオ。
なんか救われない思いかな‥

読者

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