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女性性とうまく向き合えない自身を描いた『女子をこじらせて』で、世の女性の心を鷲掴みにしたライター・雨宮まみさん。日常に転がる「分析できないもの」を集めた『... 続き

コメント

社会学者の岸さんとエッセイストの雨宮さんが恋愛、不倫、結婚などについて話し合ったことが書かれている本。お二人とも恋愛などについて思っていたり考えていたことを分かりやすく話され、さらに話を聴いている側の人が話のポイントをいい感じに押さえたりさらに発展させたり。そしてお二人が相手と自分が話している話題についてどういう対応をしているのか、どんなポジションを取っているのかが読んでいると徐々に掴めてくる感覚があって、かなり面白いです。話されている内容は30代、40代の方が経験されたり共感したりしそうな、じわっとくる話題が多いです。

「欲望自体が他者の欲望の内面化」「身体性にすごく弱いから体験主義に弱すぎる」「恋愛とか結婚とかしたくなければしなくてもいいけどはっきりしたくないわけでもないのが難しい」「独身でも福山さんは楽しそうに暮らしていることがみんなの希望だった」等々金言!

『断片的なものの社会学』の岸政彦さんの名前が目に止まり読んでみた。人と関わることがどうしてこれほど難しい社会になってしまったのかを、ざっくばらんに語り合う。まさにコーヒー片手に読むのにちょうどよい一冊。肩の力がふっと抜ける。

ユメみるオトコ「かわいいおよめさんとこどもがほしい」
切実な女「貯金残高」

自分の生きづらさの理由を、ふたりが明らかにしてくれる。もはや当たり前のことで、辛いと感じていることにすら気づいていなかったモノの形が分かりやすく立ち上がってくるのが面白くて、あっという間だった。雑談という名の、このふたりの考察や議論をもっともっと聞いていきたかったなぁと思う。

死ぬ間際にでもならないと、家族への愛情って言葉にしないんじゃないか。に対して、今親が生きているうちに感謝の言葉を述べることが大事なのは分かっているが、なにか心理的なものがそれを拒む。社会学的に介入するのであれば、親に感謝の言葉を言う大事さというより、どうしたら親に今感謝の言葉を言うことが出来るのかを伝えることだ。90年代は、ヤってる人がチヤホヤされた。でもいまは、そんな事ない社会へシフトされた。これにも社会学的介入できる。カフェでトイレにパソコン持っていくか。日本人は、マナーが良くて安心できるが、一般的な他者に対する信頼は低い。犠牲者非難。

2人とも好きなライターさん。

雨宮さんの考え方とか好きだし分かるんだけど、唯一純真無垢に結婚に憧れてるところが、他の彼女のものの捉え方と矛盾というか、合わないというか、だから余計に生きずらかったのかなあ、そのへんが「こじらせ」と自称した起因かなぁと思った。

定期的に読み返してもあきないかも。

読者

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0091 2019/01/22読了 もうこういうの読みたい時期過ぎちゃったなー。この本を登録したときにすぐ読んでれば面白かったのかも。 自分を受け入れよう〜。

8か月前

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2018/2/1読了 宝塚には今まで何故か一度も観に行く機会がなくて、すごく興味はあるのにハマるきっかけがないので、ハマった側の人がどういう感じになるのかと読んでみた。薄いのですぐ読めます。はるな檸檬さんの本も読みたくなった。

1年前

ずっと独身でいるつもり?

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あやう

SFが好きなグラフィックデザイナ…

結婚したいけどできない独身の人、 結婚したくない独身の人、 結婚したいかわからない独身の人、 結婚したくないけど結婚した人、 結婚したくて結婚した人、 結婚したいかわからないけど結婚した人、 すべてに気を使って書いた文だと感じました。 雨宮まみさんつくづく、見てて痛々しいほど気遣い屋さんで優しい人。 まみさんとなら私結婚できると思う。(性別はこの際無視で) 社会に認められた「一生いっしょにいる」の形が少なすぎるし、王道プラン「結婚」は納得できないことが多いし、納得できないことには賛成できないし、なんだかなあと一人さみしく思うのでした。 媒体がマイナビニュースだからか、あまり深く突っ込んでない。 濃いのを読みたい人はあれっ?てなるかもしれません。

約2年前

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だって、女子だもん!!: 雨宮まみ対談集

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あやう

SFが好きなグラフィックデザイナ…

こじらせてる人って面白い人が多いと思うんです。めんどくさい人でもあるんだろうけど。 そんな、おもしろめんどくさい、愛すべき人々の対談集。 ためになった部分や共感できる部分がたくさんありますが、一番すごいのは、このアクの強いメンバーの良いところを引き出して、愛せるなぁ素敵だなぁって思わせつつ読者にも共感させる、雨宮まみさんのコントロール力というか包容力。

約2年前