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あなたは、ふしぎに思ったことがないだろうか?  「なぜ日本人は、キリスト教信者でもないのに、クリスマスを特別行事と見なして、毎年毎年、あんなに大騒ぎする... 続き

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クリスマスといえば恋人はサンタクロースというような歌が巷で流れてるのを苦々しく聴いてた世代ではあるが、クリスマスが明治時代からすでにあんな狂瀾状態にあったなんてことは知らなかった。というかそもそもクリスマスなんてものは戦後のクサレ風習だと思っていたが、そんな先入観が鮮やかに覆される。
しかし、戦前のクリスマスの狂瀾は戦後には完全に忘れ去られてしまった。ネガティブな言論統制の裏にはポジティブな言論統制も見えないながらそこにあるのだという著者の指摘には深く頷かざるを得ない。
また、キリスト教と日本人は伝来の時点から外面だけの関係であったこと、つまり往時のキリスト教の征服欲をかつての日本の為政者たちは鋭く嗅ぎ当て、取り入れることを拒否したからではなかったかという考察、そしてそうした関係性が、軽佻浮薄な日本のクリスマスのありようのカギを握っているという考察なんかには鳥肌がたった。
もともとなんでもズンズン調べて書くサブカル風のライターだった著者だけに、軽い文体でさらりと書かれちゃいるが、指摘の鋭さはとんでもないもの。もっと重厚な研究書としても通じるんじゃないか。

読者

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人文

発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ

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kantaroh

ブルーにこんがらがって

君の営み、我々の営み、別々のようで同じなんだヨ。 自然の営みを長い歴史の中で、デザインすることでその恵みを頂戴する術が発酵なんだ。 限られた資源、その土地の風土、そしてヒトの営み、それらの関係性から発酵は生まれる。 レヴィ=ストロースから山口昌男に至る文化人類学のレンズを通して、デザインされた発酵文化人類学。 自然とヒトの関係性が複雑なように、発酵とヒトの営みを語るには、一筋縄でいかないんだ。 けれど、全ては繋がっている。それはヒトの歩んできた道には発酵が付き物で、たぶんこれからもぼくたちは発酵と付き合っていくだろうから。 明日の朝はみそ汁を飲もう、そんな気分の読後感。

1日前

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