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著者初のスポーツをテーマにした小説『空の拳』から4年、再び、ボクシングに向きあったのが本作です。ボクシング専門誌から文芸編集者となった那波田空也は、ふとし... 続き

コメント

小さなボクシングジムにて、葛藤や不安、決意などが行き交う。
その中でも花形選手の立花と、彼に憧れるいじめられっ子のノンちゃんの関係がいい。

圧倒的に強かった選手との試合後に、階級を変えることを決断した立花に、それって逃げるってこと?と問いかけるノンちゃん。

そうだよ、逃げるんだ。

負けたから?

うん、負けたから逃げるんだ。
もしそこに、自分の居場所がないと思ったら、他に行ってもいいんだよ。もっとおもしろそうなところがあれば、そこに行くのは全然悪いことじゃない。
それを逃げるって言う人もいるかもな。
でも言い方を変えれば見つけに行くってことでもあるだろ。自分が入られて面白いって思える場所を見つけに行く。そう考えたら、あまりずるい気もしないんじゃない?

立花に魅せられる。

読者

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角田光代の本

庭の桜、隣の犬

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ごまもんがら

ある年齢までは、自分の家が普通だと思って育つ。周りが見えて少しずつ、色々な家庭がある事を知る。結婚して何年か経つと、相手と自分の家庭との違いを知り、自分の生まれ育った家庭も客観的に見えてくる。それに伴い、驚いたり、失望したり、面倒くさいことが多々ある。 角田さんの小説を読むと、平然と生きている普通に見える人たちも、大なり小なり問題を抱えて生きていること再認識する。面倒くさいと思う人間関係も、一歩引いて見ようという気持ちにさせてくれる。 この小説では、大事件が起きるわけではない。しかし、さざ波のような出来事に対して登場人物たちが繰り広げる緊迫した雰囲気に、滑稽さと不気味さを感じながら、また共感も覚えながら面白く読んだ。

11日前

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酒呑みに与ふる書

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付喪神

基本、何でも読みます

2019/04/06 読了 〜あるいは酒でいっぱいの海〜 松尾芭蕉から夏目漱石。江戸川乱歩に折口信夫。角田光代や村上春樹。内田樹と鷲田清一も。 酒の肴にちょうどいい。ちびちびやりながら楽しく読みました。日本酒の話がもっとあったらもっと良かったのになぁ。 装丁が素敵ですね。 〜すべての酒呑みに捧ぐ〜

約2か月前

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