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コメント

読みやすい次元まで、論理やモデルを簡略化して説明してくれているから、面白い。
数学をキーワードに経済学や宗教やら、とにかく博識な方だな〜と。

読者

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小室直樹の本

日本人のための憲法原論

日本人のための憲法原論

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Rudytskyi Vitalii

読書が好きな旅人(^-^)

⚠️若干日本の批判が入ってるので、批判に敏感な方はご注意ください 『日本人のための憲法原論』 by 小室直樹 とても面白い、勉強になる本!!! ご存知の通り、私は日本人ではありませんが、この本の評判がとてもよかったから探すことにしました。本屋で本書を見つけた時に、本のあまりの分厚さにびっくりしました。読み切れるのかなという不安に襲われましが、勇気を振り絞って買いました。 三月下旬あたりに買って、読了したのは10月ですから、半年ぐらいかかりました。しかし、そんなにかかったのは、私の読むスピードが遅いからのではなく、この本を全く読まなかった時期があったからです。(私の読むスピードは遅いですけどね)本格的に本書に取り込んだのは十月、一ヶ月だけでした。ということは、二週間があれば日本人の方なら余裕で読めるでしょう。 今まで何回も法律や憲法に関する本を紹介してきましたが、『日本人のための憲法原論』はそれらよりも難しめの本です。使われている単語が難しいからなのではなく、内容が難しいですね。タイトルに「原論」という言葉がついている全ての本が難易度が高いでしょう。 では、前書きが少々長くなりましたが、いよいよ本の構造や内容に入りいたいと思います。13章まであります。「日本国憲法は死んでいる」という衝撃的な章から始まって、「憲法はよみがえるか」という章で終わります。その質問に答えたいのですが、読む楽しみがなくなるので、読みたい方は読んでくだいさいね。 これで構造の話をおしまいにし、内容に移ります。 本書は「憲法とは、西洋文明が試行錯誤の末に産み出した英知であり、人類の成功と失敗の経緯を文明化したものである」と書いてあります。ほとんど全ての言葉がキーワードと言えますが、強調したいのは、「西洋文明」という言葉です。憲法が生まれたのは日本でも中国でもありません。また、資本主義と民主主義が生まれたのも東洋世界の国でもありません。それは、中国は長い歴史や、お金もたくさん持っている国ということにも関わらずですよ。ということは、憲法や資本主義や民主主義などが生まれることに、お金など、それほど重要ではないということです。それらが生まれるには、「神様の前でみんな同じ」と「契約をまもらなければならない」という考え方が必要不可欠です。しかし、日本や中国にはそう言った考え方がありませんでしたから、憲法などはここで生まれませんでした。 もう少し「神様の前でみんな同じ」と「契約をまもらなければならない」という考え方についてをお話したいと思います。確かに、ヨーロッパにも、中国のように、貴族などがいましたが、中国などと違って、キリスト教のおかげで、神様の前なら、王様だろうが、農民だろうが、みんなは同じという考え方が生まれました。アジアにはそのような考えの宗教がありませんでした。また、契約のことなのですが、それもまたキリスト教に由来しています。神様は人間と契約をしました。人間はその契約を守れば、助けてもらえるかもしれませんが、守らなければ絶対助けてもらえません。西洋の国では今だに契約はかなり大事にされています。(ロシアなどのような国は西洋ではありません。ロシアのような嘘で出来ている国なんて発展途上国よりも下のランキングです。途上国に対して失礼なことを言ったと思いますが、ロシアのような国をどこに位置づければいいのかわかりません) 契約のことが続きますが、日本を批判したいので、わざわざ改行しました。 ーおっと!ヴィタリーさんから日本の批判がでてくるとは!ビックリです!(すみません、自分ツッコミしたくてたまりませんでした)笑 西洋では口約束も契約扱いされます。たとえば、選挙の前に様々な政治家が綺麗ごとを言っていますね。それは嘘でしょうけど、約束したことと正反対の政策を採っている政治家はあまりいません。しかし、日本はどうですか!?紙上の契約でしたら、守っていますが、口約束なら守ってない人がかなり多いです。日本の政治家ともなると、約束を守っている人が一人もいません!選挙の前に「私は原発に反対です!」や「増税反対!」など言っておきながら、選ばれたら、「原発を再稼働します」など全く反対のことを言います。 ーおい!おい!話が違うでしょう!違うことを言ってたから選ばれたんだろうが!だったら、一旦辞任して再選挙しろよ! といいたいところですが、日本の国民は何もできません。せめて色んな政治家を首にできましたらいいですけどね。 話を本に戻します。 本を読んでいて、小室先生の圧倒的な知識の量に感動しました。歴史や宗教や経済など、幅広い知識の持ち主でした。憲法の基礎を説明するために本当に様々な知識を使っています。特に歴史とキリスト教についてたくさん書かれています。私は一応カトリック教徒なのに、小室先生が書いていたキリスト教についてのことは全然知りませんでした。 この本を読めば、憲法についての知識が深まるだけではなく、西洋や西洋の歴史やキリスト教などの知識も深まります。 「日本人のため」という風にタイトルに書かれているので、全ての日本人の方々に読んで欲しいのですが、それは無理でしょうね。法律や憲法に興味のある方ならオススメの一冊です!!!

3か月前

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日本国憲法の問題点

日本国憲法の問題点

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cobo

昔の記録に

トリビア的面白さ(私が考える、知らなかった事を知る楽しさの事を指します)の憲法のお話し+考え方の本です。私は何も知らないので、ここで書かれている事が正しいのか、あるいは極論なのかはっきりしませんが、それを差し引いても(でも、100パーセント正しい事実なんてそうは有りませんよね?)知ること、考える事の楽しさを感じられました。 著者の主張は読んで頂くしかないのですが、思い切って省略して順を追うと、 1 様々な思想家や活動家などの歴史的な出来事の上で、民主主義は成り立った 2 その上で民主主義を機能させる手段として国家があり、その国家を縛り、操縦するために「憲法」がある 3 しかし、日本の「憲法」は様々な意味で(押し付けられた、とか慣習法【大多数の人がそう思う事で成り立つ事】であるとか)死んでいる(機能を果たしていない) 4 その原因は教育に(国民に)ある 5 官僚組織や政治家、そして国民から「誇り」が無くなっている 6 国際法も破られる事が多い(紛争に発展する=戦争行為が起こりうる)、だからこそ、対抗手段を考える と私は理解したのですが、肯けるところもあり、ちょっと肯けないところもありです。 特に肯けるのは、「憲法」を変えればすべてが上手く行くわけではない、というところです。まさにその通り!ですよね。憲法が、法律が、権力が、道徳が、禁止していても事件や違反は起こりますから。 特に肯けないのが、教育を変えプライドを持たせ、民族教育をすれば変わると考えるところがちょっと。教育は刷り込みですから、素直に信じてしまう人の弊害も大きいし、疑り深い方々の(恐らく激しい)嫌悪からくる真逆への転向も恐いです。 私には(無教養な私の、ですから現時点での私見です)どうも日本人は忘れっぽくて、流されやすい、集団心理にとても弱い、同調圧力の高い、「(山本 七平さんの言う)空気」に支配されやすい、またその様な事を理解して(もしくは理解していなくても!)マスメディアが煽る事も商売の中に取り込まれている「今」小室さんの主張が余計に肯けません。 なにしろ私の親はこういう大きな話しが大好きなのですが、決まって極端な意見ばかり(それも自分側からの正義!)を声高に主張して、相手の事、立場などを考えにあまり入らない為に、いわゆる「断固たる決意!」とかいう言葉に流されやすい正論が大好きな人なのですが、この私の親のような方々に支持される事が、極論に走りやすい流れを作るであろう事だと思うからこその、違和感があります。(頭が悪くて、冷静になりにくく、それでも自分の意見を認めてもらいたい)いわゆるスッキリしたくて、熱しやすい人の過度な自己への誇りからくるノブレス・オブリージュ(「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞いをしなければならぬ」という意識の事、小室さんはエリート意識としています)ほど恐いものは無いと思いますから。そんな方にこそ本書の意見が支持されそうで、また恐い。その前に冷静になれる教育やスッキリしなくても利益を優先出来る頭のよさを教育しないとダメな気がします。 テロを(「暴政には暴力で排除」する事を民主主義では認めていると小室さんは主張しているのですが)認める事の意味は良くも悪くも考えてみる必要はあるかと思いました。 現状の把握部分は肯ける話しが多く、改善策、あるいはその原因に至る話しに少し違和感がありましたが、それでも面白かったです。憲法とは何かからはじまる考え方に興味のある方にオススメ致します。 2008年 1月

1年前