Btn appstore Btn googleplay
51cfhw1iwzl

匣の中には綺麗な娘がぴったり入ってゐた。箱を祀る奇妙な霊能者。箱詰めにされた少女達の四肢。そして巨大な箱型の建物-箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺... 続き

コメント

シリーズ2作目にして傑作。
複雑に絡み合う謎と人間模様、どんでん返しに次ぐどんでん返し。良質のミステリーでありながら、京極夏彦らしい蘊蓄も充分に散りばめられ知識欲も満たされる。またその「余談にも思える蘊蓄」が絶妙のタイミングで物語の進行に寄与していく爽快さもたまらない魅力。
分厚い本ですが気がついたらどっぷりハマって抜けられず、謎の糸がほどけ切った読後には一欠片の物悲しさが残ります。

謎解きがページの半分過ぎたくらいから始まったので、そんな解くことある?ページ余っちゃうよと展開を心配しましたが、杞憂でした。

複雑に謎が絡み合って、結果、誰かが悪者というわけではない。余韻が残ります。

京極夏彦の作品は、分厚い割に読みやすく、知らないうちに読了している印象。
救いはないが、ある意味ハッピーエンドの物語。

巷のミステリーランキングを見ると、必ず上位にランクインしている本作。圧巻のボリューム。前作ほど世界観の違和感は無かったけど、前作以上の薀蓄。この薀蓄に圧倒される。ずっと読もうと思って読めて無かったので、読めてスッキリです!

京極夏彦はこれしか読んでません。
今思い返すと、なんかライトな感じが残ってます。すっごく分厚いのに、乱歩調が軽いから、スルスル読めてしまう。

個人的には百鬼夜行シリーズの最高傑作。
シリーズで唯一ファン以外にもお勧めできる。
木場修の「悪党、御用じゃ」は屈指の名台詞。

いつか読みたいと思っていて
コロナが明けてようやく図書館で借りた本

京極夏彦あるあるだとは思うのですが、話が長い。
ある程度流し読みしないと、読み込もうとすると1文字も進まなくなる気がするほどに
なのにストーリー展開する時はあっという間なので、たぶん削れば半分くらいの厚さになる

ストーリー自体はさすがの陰鬱さでした。
姑獲鳥の時よりもじくじくとして暗く重たい
本来主人公であろう関口は、今回は脇役よりもストーリーに絡まなかったのではないでしょうか。
京極堂の長話によいしょと合いの手を入れる役回り。そんな気がします。

話中で、頼子が母親に対してコンプレックスがあって、加奈子を神聖視するやつ(すごく曖昧)
自分にも覚えがあります。
ただし自分の場合は親が性行してるところを見たとかそういったのではなく、ただの思春期の反発かもしれませんが。
それでも、特定の友達をすごく尊敬してひっつき回っていたことはよく覚えています。あれは親に対する反発から来たものかもしれない、そう思うとそうなのかもしれません。

犯罪を動機から判断するのはナンセンスだ、という話で、たしかになと思いました。
だいたいの刑事ドラマでも、動機から捜査して一旦別の犯人に行き着くのはよくあることです。
動機は世論が考えた後付け。

そういえば
映画化されていたのをNetflixで少しだけ見ましたが、原作とストーリー展開や時系列、人物の関わり方が違うので、別の作品と思うのがいいと思います。

京極さんは、初めましてでした。ドラマ1クール程の見応えがあります。独特の言い回しがあってそれが凄く魅力的だった。厭なほど現実的で人間らしい部分と、淡々と傍観する様な視点を織り交ぜながら物語が進む。こんなにも複雑なのか!!というぐらい翻弄された気分でした。読み終わりに、ほう、と一言。

読者

B0fb326e aa55 4ad1 a342 aeb0088fc3ba96977a0d 62d9 4140 94c7 f1f8cc728dc2F004108d ffc3 4338 8676 47e03e125486Jm7edlu6 normalIcon user placeholder3d4fc1e2 ed2e 412d 8b9e 8cbc14ca637eIcon user placeholderIcon user placeholder 49人

京極夏彦の本

続巷説百物語

続巷説百物語

3ac63efa 7036 47d7 bbc1 e729b86b4ce6

anon

中島敦が好きで、何百回も読み返し…

この方の、湿度を感じる文章が好きで、ほぼ全て読んでいる。 ただ、涙が出そうになったのはこの本だけ。 「いちばん好き」と言うと語弊があるかも知れないが。 物語の終盤で、バラバラに見えていた事象が鮮やかに結ばれて回収されていくのは、京極夏彦さんの作品を読む上での快感だと思う。 だがこの本だけは、終わりに向かう程にやるせなくて。 この登場人物たちの行き着く先はこの形しかなかったのだろうと理解はできているのに、 終わりを見るのが辛くて、ページを繰る手を止めたくなる。 それでもきっと何度となく読み返してしまうだろうな。

7か月前

1c27ba40 af8e 4305 846f 3678055a5b25Ff2bc3d6 3a0c 4b07 bdb5 15b58c550c8d7d884a2e a77e 44f9 ae8d a928cff242c7
前巷説百物語

前巷説百物語

Icon user placeholder

ミゾロ

サンボマスターが好きです

小股潜りの又市が何故御行姿になったのか。 全ての物語に続く序章。ぐいぐいと引き込まれ、一気に読んでしまった。 京極さんの作品は登場人物一人ひとりが確かに息をしてそこに居る。だから恐ろしいし悲しいのだと思う。

7か月前

96977a0d 62d9 4140 94c7 f1f8cc728dc2F0b75bb5 b2a5 4a87 abaa 882a018db8a8
アンカット特装版 魍魎の匣

アンカット特装版 魍魎の匣

A80b23ae d6c3 4088 909d e7a4fd93be4f

白鯨

作品を楽しみ、その感想、考察を漏…

前作の科学とオカルトが程よく混ざった空気感 から少しだけ内容物が変わり、 今回はよりアカデミックな様相。 一人の男の、いや、他にも何人か、の妄想から 端を発し、様々な疑念、妄念、執着が入り乱れ、 それら全てが一箇所に、一人に、一つの匣に帰結。 いくつもの小さな小川が一つの大きな河に合流、 ではなく、 最終地点は人が近寄らない古森の奥にある 不気味な湖。 そこの空気は暗く淀んでおり、 湖面も濁り奥は見えない。 しかしその湖底には何かが、得体が知れない何か、 覗き込んではいけない、触れてはいけない何かが。

7か月前

地獄の楽しみ方 17歳の特別教室

地獄の楽しみ方 17歳の特別教室

Icon user placeholder

ミゾロ

サンボマスターが好きです

京極夏彦の小説でない文は、久しぶりに読んだ。 対決しないで勝負自体を無効化する。そんな事が現実でできるようになったら素敵な事だと思う。言葉の技術を磨きたくなる一冊だった。

8か月前

Qvbsav81 normal8210e25f d30f 4927 97af a6cd3a0c31e8F9ed6367 e960 4960 9836 90617222a3a0