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生きたままの人間を解剖する-戦争末期、九州大学附属病院で実際に起こった米軍舗虜に対する残虐行為に参加したのは、医学部助手の小心な青年だった。彼に人間として... 続き

コメント

伊勢神宮にお参りに行ったとき友人が、外国観光者向けの看板を見ながら

「日本の神様をGodって訳すとニュアンスが違うよね。Spiritとかのほうがあってる気がする」

と言っていました。(友人はキリスト系の大学卒業)
Godの概念を理解するのはとても難しそう・・・と思いながら手に取った一冊。
とても読みやすかったです。

「こう、人間は自分を押しながすものからー運命というんやろうが、どうしても逃れられんやろ。
そういうものから自由にしてくれるものを神とよぶならばや」

↑96P、主人公と一緒に生体解剖に参加する医学生、戸田のセリフ。

強い力に押し流されそうになったとき、自分を押し留めてくれるのが、神なのかもと思いました。

すっかりグローバル時代になり「神なき日本人」と語られることも多い私たちですが、
神がないと人は正しく生きていけないのか?とも思う今日この頃です。

読者

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遠藤周作の本

結婚

結婚

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しずか

本、読む人の横顔も好きです

古本屋で購入。結婚に纏わる短編集。恋愛の中にあるなんとも言えないニュアンスが沢山詰まっていた。現代の誰もが思い描くようなものから、昔の結婚特有のものまで。散りばめられた表現もいい。作品、どれもひとつひとつが柔くささる。

11日前

真昼の悪魔

真昼の悪魔

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Chie Mochida

若い頃に読んだ記憶で後味の悪さと薄気味悪さがずっと心に残っていて、何かの拍子にまた読み返してみたいと思い読み直してみたら、ほとんど覚えていないにもかかわらず神父さんが出てきて、それこそエクソシストばりになった記憶があったけどそこまではいかなかった。が、今読んでもやっぱり気持ち悪さが残った。病院という場所に悪魔的な物が潜むと、人1人の命など容易くどうにでもなるんだと。悪魔とはサイコパスなのか?それともサイコパスは悪魔が宿るからそうなるのか? 秀作は何年経って読んでも色褪せないしむしろ歳を重ねて読んだ方が合点がいくことが多くなるから、それも怖いな。

7か月前

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彼の生きかた

彼の生きかた

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じゃなせ

雑食(何でも読みます)

ドモリを理由にいじめられ、動物との交流に生を求めた一平と、その幼友達の朋子。2人の人生が交わり、離れ、そしてまた交わる。交わるたびに、人間の汚さ、動物の無垢さを知り、落胆し、後悔し、だが、強くなる。その交錯を繰り返し、2人は自らの生き方を見つけていきます。 遠藤周作氏の作品としては、映画化もされ話題となった「沈黙」や「海と毒薬」などが有名です。ですが、私は、特に若い方にとっては本作こそ、これから歩む人生に一石を投じてくれるもののような気がします。一平の愚直さも去ることながら、朋子の現実的な女の視線、生き様。読む方によって、揺れ動かされる部分は異なるでしょうし、読後感もかなり違うのではないかと思います。 読書好きのご友人と読後感を共有し合う事で、更に本作で描かれる「彼の生きかた」が違って見えることと思います。春のうららかな陽気の下で読むお供に。

1年前

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