コメント
|
学生 |
村山由佳、初めて読んだけどこんな感じなのか。ズシンと来るけど最後爽やか。
![]() |
はつ恋
バツ2のハナとバツ2のトキヲは幼馴染で今は遠距離恋愛中 お互いの仕事の関係で 会えるのは数ヶ月に一度 これが若い人同士なら 不安になったり寂しかったりで 脆くて不安定な関係に陥りやすいのかもしれない 主人公たちは どんなに自分をさらけ出しても2人の仲は大丈夫だと確信している この初めて感じる安心感こそが初恋なんだとすれば そんな人に出会えたことが幸せで 恋をするのに年齢は関係ないんだと素敵な気持ちにさせてもらった |
![]() |
まつらひ
6話からなる短編集 自分だけが知らなかった夫と義母と義兄の企み 別の世界の自分 別れた旦那との再会 思いもよらなかった人生 〈神〉と崇める幼馴染との再会と別れ 父親のような男しか愛せない彼女 神々を祭らう夜には様々なことが起こる 自分がどんな選択をするかで 未来が変わるのだろうか |
![]() |
燃える波
非常識な人にとっては自分の言っていることは正しいと思っているから非常識さがわからない 育った環境や遺伝が人間形成の大部分を占めるからか 非常識な親を持つ子は 親を見て育つからそれが当たり前だと思って 子も非常識な人になるような気がする この親にしてこの子ありとはよくいったもんだ 帆奈美の旦那も自分が浮気して 浮気じゃなくて本気だと言っておきながら往生際が悪いったら 浮気するなら離婚覚悟でやれ |
![]() |
La Vie en Rose ラヴィアンローズ
外の世界の男によって夫の呪縛から逃れ、もはや新しい男も必要としなくなる。そんなストーリー。 村山由佳の官能的な文章は好きで、ダブルファンタジーや花酔ひ、アダルトエデュケーションなども読んだ。 ただこの本はなんていうか… 世間にはこんな絵に描いたようなモラハラ夫も実際いるんだろうけど、私世代の感覚からしたらあまり現実味がない。 ここまでされて我慢しないでしょ普通。って感覚。 もう少し上の世代なら共感できる物語なのかもしれない。 |