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コメント

生まれた頃から病気ばかりだった少女「ちひろ」の症状は、「金星のめぐみ」という水のおかげで劇的に回復する。これを機に両親は怪しい宗教にのめり込み、姉はそんな家族から距離を置くようになっていく、という話。

宗教に疑念を持ち始めた「ちひろ」がどう折り合いをつけていくのか、気になってページをめくるも、そこは解決しないまま終わる。この宗教自体、一体何なのかわからない。
「ちひろ」が奇異の目で見られながらも信頼できる友達ができていくところ、両親が不審者扱いされたところから「ちひろ」が両親を客観視する場面など、話は面白い。だが、釈然としない部分も多い。ぜひとも続きを書いて欲しいと思った一冊。

その他のコメント

この空気感が芥川賞候補ということなのだろうか。やっぱり馴染めない。ただ定まり切らない絶妙な心理描写で苦手なジャンルでありながら、情景描写がわかりやすく、馴染めないながらに、スラスラと読み終えてしまってる感じは、個人的に向かないだけで、良い作品ということなのかもしれない。

綺麗なイラストが気になって購入した。読み終えた直後の感想は、?だった。どこにでもいるような家族の話だと思った。例えば、自分の子どもが命に関わるような病気になってしまったら。心から好きな人が(友人でも恋人でも)、怪しい宗教を勧めきてたら。それでも、勧めてきた本人達は本気で信じている訳で、子どもを救えるなら、好きな人の信じることなら、ってどこにでもありそうな話だなと。なんだか切ない。宗教って難しいテーマだけど、自分は無宗教だったとして、宗教を信仰するかは自由だが、その宗教の考え方を否定するのはナンセンスだと思った。色んな人の読了を見ていると、色んな考え方があるので、面白い。読んでみて良かった。

読者

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今村夏子の本

文学ムック たべるのがおそい vol.3

文学ムック たべるのがおそい vol.3

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avocado901

読むのは主に翻訳小説だけど、本棚…

今号で真っ先に読んだのは、セサル・アイラの『ピカソ』 牛乳瓶から出てきた妖精に「ピカソになるのとピカソを手に入れるのと、どちらにするか」と訊ねられていろいろ考えたあげく……というお話。面白い。どうにもならないことを考えて(妄想して)いるうちに1日があっという間に過ぎてしまうタイプの人はハマると思う。

約1年前

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こちらあみ子

こちらあみ子

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todatori

英米児童文学で育って今はお話書い…

寝る前なのに一気に読んでしまった。この作者の視線はすべてを照らして影に隠したものまでさらけ出す。身につまされるところもあり、きつい。

1年前

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