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生まれ変わりは誰のためなのか?
遺された人にとってはかえって残酷なものかもしれない。
どんな不幸も引きずることなく一旦断ち切る、死は、あるいは優しいのかもしれない。

二種類の死に方。
自分は死んで子孫を残す道。
月のように、死んでも何回も生まれ変わる道。
愛する人に会いたい。想い。
受入る人と受け入れ難い人のそれぞれの人生。

欠けた月がやがて満ちるように、生まれ変わってもあなたに会いたい。ほぼ執念と化した想いをとげるため、生まれ変わりを繰り返したという瑠璃。果たして7歳の少女の言うことを、どれだけ信じればいいのか。混乱に包まれるオトナ達を尻目に、瑠璃はただただ愛する人に会いたいだけ。そして悲劇が繰り返されるなら、生まれ変わりは誰を幸せにするのだろう?
周囲に溢れる様々なシグニチャーは、誰かからのサインかもしれない…。

生まれ変わりがもしも本当にあるのだとしたら、とても辛いことなのかも。信じてもらえないと思っていた相手が、結局一番踊らされ、人生を狂わされていく。信じようとしていた人や当人ではなく。

ミステリーのように引き込まれる。ラブストーリーとは思わなかった。人によってはホラーでもある。このあとどうなるの〜

もう一度読み返してみたくなる。ミステリーっぽい素敵な恋物語でした。

自分の思いを成し遂げようとするなら純愛
他人を思い遣るなら身勝手すぎる愛執
植物のような生まれ変わり
月のような生まれ変わり
私ならどちらを選ぶだろう
彼はどちらを望むだろう

読者

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佐藤正午の本