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仕事の定年を間近に控えた滋賀の女性が東京にやってきてすぐにスリに合い、それから色々あってたどりついたのが近江寮という宿泊施設。主人公は寮の管理人の女性や近江寮を利用している人たちとやりとりしながら寮に住み、しだいに食堂のおばちゃんのポジションに落ち着きます。管理人の女性や寮の利用者においしい料理を出したり、悩みを聴いたり。東京に来ているらしい旦那さんの行方も過去の思い出を確かめながら探します。主人公が探していたのは何なのか。仲間や旦那、自分がやりたいこと、そして生きる場所。主人公の願望が最後に成就する感じ。幸福感で満腹な気分になる小説。

読者

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渡辺淳子の本

東京近江寮食堂

東京近江寮食堂

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まこと

二児の父親

定年間近になって一念発起した妙子は、10年前に失踪した夫の手がかりを求めて滋賀から上京し、ひょんなことから東京近江寮の食堂で働くことになる。人付き合いが苦手で夫がいなくなった原因もわからなかった妙子だったが、近江寮の人々や夫を知る人々とふれあう中で、食べること、生きること、愛することの意味を捉え直していく・・・という話。 読みながら、「食べる」という当たり前の行為の大切さ、愛おしさに気づかされた。 「食べることは生きること。生きることは進むこと。」 という言葉に納得し、 「目の前のごはんを大事にするんだ。目の前のことに集中するんだ。毎日を大切にすれば、想いのかなう日がきっとやってくる。がんばって生きていくんだ。」 という言葉に励まされた。 面白いだけでなく、心温まる本当にいい話だった。

約1か月前