コメント
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やすことしげるのこ |
私は今どの辺にいるのかなーって
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4人 |
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乳と卵
たぶん今もどこかで、 この物語は続いている。 |
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他人事
この本でニヤニヤできる自分に酔いしれてる人はどれくらいいるのだろう。 これは日常の物語だと思う。 |
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しゃぼん玉
話してみれば共感してもらえるような類いの苦しみもあれば、 誰にも共感してもらえない、どこからどうみても同情の余地の無い自業自得だとしか言われないような苦しみもあって。 後者のような苦しみを抱えてしまうとどこまでも自分を傷つけてしまう。 周りからすると何で自分で自分を責めるのか分からなくて、理由を聞かれても話す事が出来ず。 それはお前が悪いと。 自業自得だと。 言われてしまうと分かっているから。 離れて行くと分かっているから。 そんな事はないと言う人は居るだろうけど、大事なものほど失うのは何より怖い。 それならいっそ、独りで。 文字からいろんなものが流れ込んできて、瞼を閉じた。 よい物語に出逢えた。感謝。 |
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本を読む女
林真理子は女子校、女学校が好きだと思う。今回も和洋が出てきていたけど、今も実在する女子校が出てきたりするところが好き。 大陸への憧れの描写も好き。戦前は大陸で新しい生活を始めることも出来たのか、って歴史の授業で満州国作ったりなんて事実を文字でだけ知ってたけどその当時の人々の実際の生活なんて考えたこともなかったからロマンを感じる。 主人公を通して見える当時の生活感が面白い。 あと、章の題名が全部本の名前になってるのも好き。万葉集なんて、どうして万葉集がタイトルなのか、読んでみるとなんて素敵なセンスなの、と思う。 |