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嫌われ者の名探偵・東馬京を殺し損ねた生真面目な殺し屋・御堂禅。その時から……「おい、驚けよ」禅は生霊となった京に憑かれてしまう。暇を持て余す京に邪魔され、... 続き

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読者

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文芸

八月の光

八月の光

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渡辺洋介

神田村経由専門書版元

逃走を続けるクリスマスに訪れる夜明けの夜と朝でもない空白の時間の一瞬をとらえたこの場面に救いを見た。「今まさに夜が明けようとする。鳥たちが一羽また一羽と眼醒めてのどかに囀りはじめる灰色の寂しい静止の時間。吸い込む空気は泉の水のようだ。彼は深くゆっくりと呼吸し、ひと息ごとに自分が曖昧な灰色の中に溶け込み、怒りや絶望とは全く無縁な静かな寂寥とひとつになっていくように感じる。『俺が欲しかったのはこれだけだ』と彼は静かで穏やかな驚きとともに思う。『三〇年間、欲しかったのはこれだけなんだ。三〇年かけてこれだけなら、そんなに贅沢とは言えないだろう』」p.476

約15時間前

惑いの森 ~50ストーリーズ~

惑いの森 ~50ストーリーズ~

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machi

趣味です

初めて本にマーカーを引きたくなった。手元で大切にしたい本に出会うことは幸福だ。ただ暇を潰すだけの読書とは違う、ストンと自分の中に落ち着くそんな言葉に出会えた。この本に出会えただけで、私は幸せです。そう言える一冊だった。

約21時間前

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一秒の言葉

一秒の言葉

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ak

『人って何だろう』みたいな本をた…

何年も前に読んでみたいとメモしておいた本。たまたま読む機会に出会った。完読して気が付いた。以前読んだ「ブッタとシッタカブッタ」と同じ著者ということに。縁なんだなー、きっと。

1日前

ハックルベリー・フィンの冒けん

ハックルベリー・フィンの冒けん

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

もう文句なしの名作で大昔に読んだことがあるけども好きな翻訳者の新訳ということで手にとってみた。なんとなく「トム・ソーヤー」がテレビアニメでやってたこともあってか子供向けの作品、という先入観があって読んでなかったのだけどヘミングウェイだったと思うがそういう自分が気に入ってる作家が褒めてたので試しに読んでみたらあまりの内容にひっくり返りそうになった記憶がある。その意味では「トム・ソーヤー」よりも本作のほうがより過激だという記憶があっての再読。まずやはり柴田さんの訳が素晴らしい。俺は英語ができないからあれだけどあとがきによると元々の原作は頭はいいけどまともな教育を受けていないハックルベリー・フィンが書いた、という体を取っているので文法や綴がめちゃくちゃで、喋り言葉そのままの感じなのか、でもリズムは良い、というものらしい。これを翻訳でどうにか再現しようとした結果がタイトルの「冒けん」にも現れている。ざっと見た感じ、ひらがなだらけでこれは読みにくいかも...と思ったけどもいざ読んでみるとするするいけてしまう、こういうところが名翻訳者たる所以なんだろうなと改めて感心した。昔読んだのはたぶん端正な翻訳になっていたと思うのだけどこちらのほうがなんというか文章に躍動感とリアリティがあって楽しく読めたと思う。ストーリーには今更触れる必要はないと思うけども大河を筏で進む様子や自然描写が改めて素晴らしいと思ったのと、貧乏白人、ペテン師やリンチなど今日にも通じる問題提起が実にうまく為されているなという印象。凄まじく悲しいシーンや思わず声を出して笑ってしまいそうな場面など何度読んでも素晴らしい作品。しかし時代背景から差別用語や差別的な内容がてんこ盛りで~もちろん作者は問題提起としてそうしているわけだけども~現代のアメリカ人、特に白人が読んでどう思うのだろうか、とも思った。

1日前

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