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5人の少女が姿を消した。群馬と栃木の県境、半径10キロという狭いエリアで。同一犯による連続事件ではないのか? だがそのうちの1件「足利事件」は“解決済み”... 続き

コメント

「文庫X」
タイトルも表紙も伏せられたまま、ある書店の担当者によって作られた手書きのブックカバーをかけて、売られている本。
話題性から購入したが、内容も素晴らしく読んで本当に良かった。私たちが触れる情報は、メディアに大きく左右される、という現実を再確認できました。日頃見るニュース番組や新聞の見方が変わります。

報道の裏にはいろいろなことが起こり、奮闘して、でも、見えない力で隠され、でも、抗い、でも、報われない。怒りと絶望と虚脱感。知らなかった事実がこんなにもあるとは、驚きです。応援してます、清水さん。これしか出来ませんが。

幼児に牙を剥く卑劣な犯人に迫るジャーナリストの戦いの記録でありながら、権威持つ者が往々にして陥る自己保身の為になりふり構わず暴挙にでることに徹底的に迫り戦う物語。
組織のため、威信のためと言いながら、いかにわれわれは保身の為に真実を葬り去り弱者を無き者にするのか。

このようなことが白日の下に晒されると、よくコメンテーターと称する方々が、間違いを隠蔽する姿勢をなじり批判に終始する光景が眼に浮かぶが、大多数の人々が陥るのが権威側の愚行であり、著者の側に立てるのは稀である。

避けるためには正義のココロを持とうというよりも、不可逆的になる(なったと思ってしまう)ところに行き着く前、初動の時に、われわれは間違いを起こしがちであるという前提のもと、自らを過信せずに対処することが大事と心に留めよう。

正義とは、、?!
理不尽な事があるのが世の中だというのはわかっているつもりだけど、
なにより大切なものを失ったうえに
真実を知る事もできない、、
ってのはどこに気持ちを持っていけばいいのか?!
被害者を守ってくれる世の中でもないのなら
生きる事さえできない
むしろ地獄だ

なによりもおそろしくて誰もがみた方がいい本だ

2017/1/10

盛岡の書店で文字だらけのカバーに隠された500ページ程の文庫本が平積みされ話題になった。
「申し訳ありません。僕はこの本をどう勧めたらいいか分かりませんでした。どうやったら『面白い』『魅力的だ』と思ってもらえるのか、思いつきませんでした。だからこうして、タイトルを隠して売ることに決めました」

そして、12月21日付の日経朝刊広告で文庫Xは「殺人犯はここにいる」ということを知った(本当は、それ以前に告知があったのかもしれないが、個人的に知ったのは、この広告で)。Kindleでも売られているので早速購入。一気読みしてしまった。

著者の清水潔さんは日本テレビ記者で元focusのカメラマン。群馬県と栃木県県境で起きた連続幼女誘拐殺人事件を取材するうちに、すでに無期懲役が確定している「足利事件」に疑問を抱き始める。その疑惑をだんだんと濃くしてゆく取材過程は非常にスリリング。 ノンフィクション故のリアリティがあり、ミステリー小説より断然面白い。

しかし、本書で戦慄を覚えたのは冤罪の怖さだ。
「足利事件」はDNA型再検査が初めて行われた事件。再検査の結果、管家さんは釈放される。そして、清水さんは自ら特定した真犯人と思しき人物にインタビューを行い、その結果、確信を強くしている。なぜ、警察は真犯人を追わないのか?本書は、真犯人を捕まえると警察のとんでもない不祥事が明らかになる可能性を指摘する。そして、DNA型鑑定が有力な1証拠となりすでに死刑が執行されてしまった「飯塚事件」の足利事件との関係を読んでいたら、背筋が寒くなった。

「ピューリッツァー賞に選ばれてもおかしくはない」というのは褒めすぎと思うが、読み始めるとやめられない本。読んで損はない★★★★。

渡良瀬川流域、北関東で起きた幼女連続誘拐殺人事件。その一つは、冤罪事件として有名な「足利事件」だ。著書の中で真犯人ではないかとされる「ルパン」の存在がやはり気になる。しかし「ルパン」が白日の下にさらされる時は、起きてはならない次の事件が起きる時ということになってしまうのだろうか?

今年の秋の読書会1冊目。

フェザンの本屋の店員さんの、目を惹くブックカバーをかけて平積みされてある。
けどまぁ私にとっては、煽ってる割には内容に関してはそんなに真新しいと思えるものはなかったかな
検察・警察の仕事ぶり、冤罪について、死刑執行のタイミング……などなど
でも普段こういう本を読まない層が手に取るように仕向けたのは成果なのかな?
売り方は別として。この方は本当にジャーナリストになるべくして生まれた人なんじゃないか、と思うほどの執念と行動力と文の巧さと。
今後も注目だな。

ノンフィクション小説。テレビや記事などの情報の見方が変わった。正しさは職業によらず、公平を維持する絶え間ない努力によって得られるものだと思った。

権力のドス黒さがハッキリと書かれている。自分には何も出来ないがそういう事実がある事は知っておくべきだと思った。

面白かった。文庫X。ノンフィクションというジャンルが1番好きなんだよな。これだけのものを書く人ですら誤るのだと思っておくことにする。

普段だったら手に取らないノンフィクション。「文庫X」と言うカバーが気になって読んでみた。
正直、こんな事件があったなんて知らなかったし、「正義」の機関によって隠蔽がされていたことに筆者同様憤りを覚えた。

筆者の職業はジャーナリストで、文章がとても読みやすかった。
「文庫X」として売り出した書店員さん天晴れ。

ノンフィクション、だけどほぼミステリー小説を読む気分で読めました。現実だと思うと恐ろしいけど。

2017/12/13読了
「文庫X」の正体(?)がこの本だったとネタバレされてから、その存在を知った本。当時、足利事件のことも冤罪のこともテレビで見ていた筈なのに、そういえばそんなのあったなという程度の記憶しかなく、活字で読むことでようやく自分の中に知識と理解が入ってきた。この本が本屋さんに普通に並んでいても、多分手に取ることはなかったと思うので「文庫X」としてこの本をお薦めした書店員さんに感謝。

この方の本は、とにかく心に訴えかける信念を感じる。スクープや、自分の観察力を鼻にかける想いなど微塵も感じられない。ただただ、正義を貫く報道姿勢に感服させられる。こういう人が、突き詰めて突き詰めて真実をあぶり出すのだと納得させられる、執念のノンフィクション。最近の飯塚事件再審請求棄却を、複雑な思いでとらえました。

小説ではないけど、たぶんにフィクションなんであろう箇所もあるが、楽しく読みました。
冤罪は怖い。でも‥

読者

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清水潔の本

殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件

殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件

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Ayumi!

Kobe ▼Like▼ 夏目漱…

なぜいま取り調べの可視化が叫ばれているのかがここにあります。 いまものうのうと真犯人が生きていると思うと恐ろしい。 一人でも多くの人に読んでほしい一冊。 重い内容だけどジャーナリストの方が書いているので文章はかなり読みやすく、一気に読めました。

約3年前

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