51b7vjsalhl

海辺の古い邸で凍った美しい女の全裸死体が見つかり、小さな町を震撼させた。被害者が少女時代の親友でもあった作家エリカは、幼馴染の刑事パトリックと共に捜査に関... 続き

コメント

スウェーデンの海辺の田舎町で起きた殺人事件を女伝記作家とその幼馴染の刑事が追っていくという話。二人はこの事件の捜査過程で出会うのだけど、恋仲に発展していき、その恋愛事情を楽しめるのも女性作家の作品らしい見どころ。基本2人はそれぞれの立場から謎を解こうと別々に行動しているのだけど、いい具合に相乗効果をあげて捜査を進展させていきます。
作者は「ミステリー小説の伝統的な犯人捜しというスタイルを守る」スタンスらしく、謎解き過程を思う存分楽しむミステリーの醍醐味を味合うことができる一方で、関係者の心理、動機などなど他の要素も過不足なく絶妙なバランスで仕上げてます。かつ脇役もいちいち魅力的。
この作者は、北欧ミステリーが人気な流れの中でも、あんまり聞かない名前なのだけど、欧州では有名らしく、日本でもこのエリカ&パトリックシリーズはちゃんと第8作まで訳されているようです。
かなりレベルの高いミステリーを書く作者だと思うので、もっと注目されて残りの作品も邦訳が出てくれるといいなと思います。

その他のコメント

全然知らなかったのです世界中でかなりの売上というスウェディッシュミステリのシリーズ第一作です。シリーズそのものを知らなかったのでまず1作目を読んでみました。
エリカ&パトリック事件簿といって、女性作家と刑事、幼なじみの2人が事件を解決していくというシリーズのようです。
子供時代の親友が殺されたことから事件に巻き込まれた作家が刑事と再会、2人が恋仲になって事件も解決する、というところが描かれています。
舞台はスェーデンの片田舎、捜査の過程でどんどん明らかになっていく街の醜悪な過去といった話でけっして明るい話ではないですが、登場人物の心理描写などが丁寧に書かれていてとてもおもしろく読めました。ちょっとシリーズを追ってみようと思います。

読者

D8f43538 4f9d 4615 b1ad b65fd0204810Ce33d3c3 1158 4dac b7c1 c7e2ba370e6308634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2c 3人

カミラ・レックバリの本

死を哭く鳥―エリカ&パトリック事件簿

死を哭く鳥―エリカ&パトリック事件簿

08634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2c

Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

スエディッシュ・ミステリで今、嵌ってるシリーズの第4作。田舎の街を舞台にしたこの作品。今回はリアリティ番組(素人から選ばれた何人かが街で働く傍らどんちゃん騒ぎするところを撮す)が来るのとタイミングを合わせたように発生する殺人事件、捜査していくうちに連続殺人であることが明らかになってきて...という話。毎回凄惨な話なんだけどもちょっと笑えるシーンも織りませてあったり、この作者は上手いなと思わせられる。 そういえば同じスェーデンのヴァランダー・シリーズも面白く次の作品も読もうと思っていたのだけどなんとなくこっちのほうが続きが気になって...同じ一話完結だけどなんとなく主人公周辺の動きが次を期待させる終わり方をしているのでつい気になってしまうのだな...その辺りも上手いんだろうな。

約4年前

悪童―エリカ&パトリック事件簿

悪童―エリカ&パトリック事件簿

08634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2c

Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

ますますハマっているスウェディッシュミステリの第三作。 相変わらず悪意の塊、性根の腐ったような連中がでてきて醜悪な事件を起こすのだけども。 登場人物の書き込まれ方、とところどころちょっと笑える箇所があったりして上手い作家だなと。 凄く長いのでちょっと身構えるけど、次作も楽しみ。

約4年前

説教師 エリカ&パトリック事件簿

説教師 エリカ&パトリック事件簿

08634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2c

Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

スウェディッシュミステリの人気シリーズ2作目。これが出世作らしいです。 主人公二人の関係が一気に進んでいてちょっとびっくり。 スェーデンの田舎町の洞窟で女性の死体が発見される、その死体の下から白骨化した死体が更に2体でてきたことから猟奇的な連続殺人鬼の存在が疑われ、そこに地元のカリスマ宗教家一族の相剋が絡んできて、という話。 このシリーズの面白さは警察小説の面白みに加えて謎解きも上手く設定されていることと、ところどころユーモラスな描写が入ってくるところですね。非常に面白いので次作も読んでみようと思います。

約4年前