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コメント

注文するのは小川さん、納品書はクラフトエヴィング商會さん。この組み合わせでつまらないわけがないです。
だからと言って、ただ面白いだけではないところがまた憎らしいくらいに秀逸。

それぞれのひっそりとした死から始まる穏やかな物語。ひとつ壁で挟んだ、どこかの世界で本当に起こっているような、はたまたファンタジーのような。

きれいな文章。小川さんの文章は、いつまでも読み続けていられる気がする。

わたしにとって最高の二組の共著、目次だけでグッときてしまいます。トークショーで直接お会いできた思い出もあり、ずっと大切にしたい一冊。物語の、物語。

小川洋子さんの注文書にクラフト・エヴィング商會の納品書。幻想的で素晴らしかったです。両氏の言葉や物のセンスがたまらなく好き。フィクションでありノンフィクションであるような小説なのかアートなのか…神秘な世界に浸れました。

クラフトエヴィング商會の展示を初めて見た時、何故か途中で小川洋子さんの本を思った。「密やかな結晶」を読んだばかりだったからかも。会場でこの本が置いてあって なるほどこんな風に繋がってたのかなあと腑に落ちて購入しました。

現実のようで幻想的でひきこまれてしまった。

作中にでてくる作品もあわせて読んでみたい。

5つの小説に出てくる、不思議なものにまつわる、探し物。短編集。川端康成の『たんぽぽ』にまつわる、人体欠視症治療薬の話や、村上春樹の『貧乏な叔母さんの話』など、もとになった小説にも興味が湧いてくる。
肺に咲く睡蓮の話は、映画作品の方で、去年ゴンドリーの美術館展示も見たばかりだったので、ますます小説にも興味が。

物語はこうでなくては、と思います。つまり、ないものでも、必要な人にとってはあるということです。

「ないもの」を必要とする過程と注文書、「ないもの」を探し出すクラフト・エヴィング商會の納品書、「ないもの」を手にした依頼人のその後…。すべてが鮮明な映像とリアルな描写とストーリーで構成されていて、これは読みものなのか芸術作品なのかとても不思議で、だけどその不思議さに違和感は感じない。まつわる小説を読んでから、もういちど読みたくなる。

読者

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小川洋子の本

ことり

ことり

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tomomi

からだの本、科学の本、随筆、小説…

何気ない日常の描写の中に不思議なくらい引き込まれていく。

3日前

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文学ムック たべるのがおそい vol.3

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avocado901

読むのは主に翻訳小説だけど、本棚…

今号で真っ先に読んだのは、セサル・アイラの『ピカソ』 牛乳瓶から出てきた妖精に「ピカソになるのとピカソを手に入れるのと、どちらにするか」と訊ねられていろいろ考えたあげく……というお話。面白い。どうにもならないことを考えて(妄想して)いるうちに1日があっという間に過ぎてしまうタイプの人はハマると思う。

約1年前

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