51wuoxunyol

コメント

六巻に分かれた文庫本で読みました。共和国がまるで人のように命を宿しながら、生き続ける様とその盛衰が見事に描かれております。

読者

D664126d 99e3 4cd9 8ee7 bb9195810a3c

塩野七生の本

想いの軌跡

想いの軌跡

978030b8 5d27 45ce a8ec ef18a8f163c2

山奥

花屋 植物担当 から転職 書店員…

ずらっと並ぶ「ローマ人の物語」の著書、塩野七生さんのエッセイ ローマへの熱い想いや、外国から見た日本についてなど軽快に語られていて楽しい一冊だった 「拝啓マキアヴェッリ様」はもうラブレターのようで、読んでいてちょっと恥ずかしいー

約2か月前

逆襲される文明 日本人へIV

逆襲される文明 日本人へIV

D664126d 99e3 4cd9 8ee7 bb9195810a3c

ハイパラ@ミニマリスト

読みたい本が、いっぱい!σ^_^…

塩野七生さんの、心地よい文章が好きで読みたくなります。クライシス(危機)という言葉に、古代のギリシャ人は、もう一つ「蘇生」という意味を込めた。悲観的な時もある。だがそれでも人生は続く。その先に光を見る。

4か月前

08e28c20 6b2b 418b be61 cedca12c56220394d359 3fef 483c 8570 6ae519a5118eIcon user placeholder 11
ギリシア人の物語III 新しき力

ギリシア人の物語III 新しき力

08634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2c

Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

作者最後の「歴史エッセイ」ということもあり、また取り上げるテーマがアレクサンダーということもあって楽しみにしていた作品。そうかエッセイなんだ...確かに小説ではないし歴史書にしては作者の感想や思いが前面に出過ぎているし、と思っていたがエッセイと言われるとなんとなく納得感がある。それにしては長いけども。ギリシャで遂に民主政が破綻し都市国家の力が衰たところに取って代わるように勃興してきたマケドニア王国のフィリッポス、アレクサンドロスの二代記。ハンニバル、スキピオ、カエサルと古代の名将が口を揃えて最高の武将と評するアレクサンドロスの戦争と征服がいかなる動機といかなる方法で為されたものでそれを作者がどう表現するか非常に楽しみにしていたのだけども期待は裏切られなかった。ギリシャの各都市国家から半蛮族扱いされオリンピックにも呼んでもらえなかったマケドニア王国、都市国家テーベの人質となることで都市国家の良いところ、特に軍事面において、を吸収し国力を一気に高め、ついにはオリンピックの主催者となり名実ともにギリシャの代表者の地位を得たフィリッポス。そして父の暗殺により若くして王位についたアレクサンドロス。彼の幸運は国をまとめ上げ、かつ素晴らしい教育をほどこしてくれた父を持ったこと。それによって国の内情に煩わされることなく、王位についた瞬間から長年ギリシャ諸都市を苦しめてきたペルシャ王国の圧迫に立ち向かうことができた。従ってアレクサンドロスの征服とは自分の王国を拡大し富を得ることが目的ではなく、ペルシャ王国の圧力を完全に排除することが目的で支配できた地域もペルシャ王国の領土である、ということが分かる。富貴を求めず常に軍団の先頭...文字通り騎馬軍団の先頭に立って敵に突っ込んでいくのだ...に立って戦い続け将も兵も分け隔てなく扱い、敗れた者への扱いも公正、好奇心に満ち溢れた若者の姿が作者独特の思い入れ溢れる筆致で生き生きと描かれている...ためにアレクサンドロスが亡くなったあとが急に尻すぼみになってしまうところも楽しい(笑) これで最後か、と残念に思う半面、書きたいことを書き尽くしたんだろうな…お疲れさま、というねぎらいの気持ちもある。本当に長い間楽しませてもらってありがとう、という思い。いい作品でした。

5か月前

08e28c20 6b2b 418b be61 cedca12c5622Icon user placeholder5965ac89 7374 4416 a719 27e42627144b