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ことばなんて真実から遠い |
それぞれの人のダークサイド
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ことばなんて真実から遠い |
それぞれの人のダークサイド
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推理研究会入会を機に、読書魂再燃… |
2018 11月 課題本で読書。
六篇の短編集。
「夜警」「万灯」「満願」のみ、
2018年8月、NHKでドラマ化。
評価は高かったようです。
時間に追われて順番に読めず、夜警の次に満願を読んだせいか、あまりパッとしなかった。
個人的には夜警、関守ですが、
バラエティに富み、よくまとまっていた本です。
今も面白いのだけれど、もっと面白い作品がかける作家さんかなと。
二十年後とても期待してます。
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活字中毒の書店員 |
色々考えさせられるそれぞれの結末。
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短編小説を主に登録していきます。 |
どの短編もよかったが、関守が特に好みだった。どうなるんだろう、とハラハラしながら読み進めていった。
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本と音楽、映画を主食にして生きて… |
どの短編も読後感は良いとは言えないが、引き込まれるように読み進めました。描かれるそれぞれの登場人物のダークサイド。ホラーやサスペンス映画好きな向きにはうってつけかと。
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新しいジャンルを開拓できれば嬉し… |
バラエティ豊かな短編集。関守には世にも奇妙な物語的な感覚があった。
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小説が好き。 |
今まで苦手だったけど、これは面白かった。ミステリーだけでなく、ホラーもあり。
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島根県/双子/福祉職→総務課 本… |
人の底の見えない怖さというか、自分の気持ちを割り切った時に見せる姿はもしかしたら日常にも溢れているのかもしれない。
その人のこれまでの人生が見えない分、怖いと感じてしまう。
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言葉が好きです。 |
人の闇を描くミステリー。
解決しきらないところが、ハラハラドキドキモヤモヤを生む。
そういうミステリーが好きな人はいい。
世にも奇妙な物語を思い出す。
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こんにちは |
面白かったけど、中には不快感を後に引く話も。
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本は大好き |
松本清張の有名な短編を手にした時の気持ちが蘇る。って帯に惹かれて購入。驚異の三冠だってさ。
途中でやめました。
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102人 |
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本と鍵の季節
小中学生の頃は図書委員をやってミステリを読み漁りましたが、こんなに素敵なシチュエーションには出会えませんでしたね。 ラストは作者から「あなたは性善説、性悪説、どちら派ですか」と問われたような気がしました。私は後者を気取りたいですが。 |
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いまさら翼といわれても
『連峰は晴れているか』を除き、2年生古典部員の短編で綴った文庫版。前に発刊されたハードカバー版と話に変わりはないものの、あとがきが追加されており、昔話をされつつもキャラクター達が通らなくてはならない通過点を通ったとのこと。次なる通過点(新作)が楽しみだ。 |
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追想五断章
見逃していた米澤穂信の作品。 古書店の店員である主人公の元に、ある日寄せられた奇妙な依頼。それは、今は亡き無名の作家が残した5つの短編を集めて欲しい、というものだった。 報酬に釣られて引き受けた主人公だったが、集め始めた短編にはある家族に纏わる秘密が隠されていた。 といったあらすじ。 メインの推理は中々の面白さ。作中作として5つの短編もしっかり書かれる所が面白く、その分作者の苦労が偲ばれる。 そして「追想五断章」という名の通り、5つの断章についての追想、といった趣のある作品だった。作品を探す主人公はたしかに主人公なのだが、過去の事件と今の自分には何も関係が無い。それを思う主人公は、きっと羨望すら感じていただろう。 劇的じゃ無くても人生は続く。毎度の事ながら、今回もほろ苦さを噛み締めつつ読了。 |
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ふたりの距離の概算
古典部シリーズ五作目。 ここからは非アニメ化部分かな。 せっかく古典部に入部してくれそうだったのに、誤解が誤解を招いて、退部してしまいそうな一年生をなんとかする話。 さんざん省エネ主義を標榜しておきながら、こと千反田案件となると俄然本気出してくる折木君がステキ。マラソン大会中に事件を解決してしまうとか神業に近い。 米澤穂信作品らしく、タイトルには複数の意味合いが込められており、物理的な距離以外に、多くの人々の心の距離も推し量っていく進行が上手い。 |