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読者である私もすべてが一瞬で凍る雪原にいるかのよう。自らの命が己のひとつひとつの行動にかかっているという主人公の切迫感で胸が苦しくなるほど。
「アイロンのある風景」の三宅さんの言葉が思い出された。この主人公もジャック・ロンドンも自らの死をどこかで望んでいたのかもしれない…。
結末が違うバージョンも存在すると本屋さんのお兄さんが教えてくれました。探してみよう。

読まず嫌いというか何故かこの作家には偏見を持っていたように思う。ボーイスカウト的な読物だろ、的な。
僕もスカウトだったからあれなんだけど^^;
それが敬愛する翻訳家のアンソロジーでこの短編集のタイトルチューンとでもいうかの一編を読んで驚いた。
この人は雪山で遭難して死んだことがあるのかと思った。
この短編集にはちょっとトーンが異なる作品をいくつか収められているんだけどどれも読み応えのあるものばかり。
不明を恥じつつ他の作品も読んでみたいと思いました。

読者

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ジャック・ロンドンの本

犬物語

犬物語

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Eiji Kobayashi

こヴィ。編集者・ライター

柴田元幸さんが以前訳出した『火を熾す』(2006)がロングセラーを続けているのを受けて、今回はジャック・ロンドンの作品の中から「犬の話」に絞って翻訳し纏めた中短編集。どれも一行目からカッコよすぎて痺れます! 書かれてから100年経っても古びないどころか、一段と輝きを増すリアルな生の感触。現代社会のペットとしての犬とは全く違う人間との関係が描かれています。全篇通してバックという犬の視点から書かれた代表作「野生の呼び声」は素晴らしいとしか言いようがない。名前は知ってるけど読んだことないという人はぜひ。ほかに「ブラウン・ウルフ」 「バタール」 「あのスポット」 「火を熾す(1902年版)」 。「犬が狼的なものと、人間的なものに引き裂かれるとき、ジャック・ロンドンの典型的な劇的展開が生じる。」by 柴田元幸(「訳者あとがき」より)

約1年前

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