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一七八九年、市民によるバスチーユ襲撃によって始まったフランス革命は、「自由と平等」という光り輝く理想を掲げ、近代市民社会の出発点となった。しかし、希望とと... 続き

コメント

昨年の私自身への課題図書が「レ・ミゼラブル」だったのですが、とてもとても面白く(確かに長いのですが)読みました。そこで日本史さえほとんど知らなかった私が(知っていることといえば『イイクニツクロウカマクラバクフ』とかいうレベルです、恥ずかしいです)漫画「風雲児たち」で歴史の面白さを学び、ヨーロッパの歴史にも少し興味が湧いてきましたので(塩野さんのローマ人の物語とか、マキャべりやチェーザレ・ボルジアなどにも興味あります)せっかくアンジョルラス(アンジョーラとも呼ばれているようですが、私が読んだ岩波版豊島 与志雄訳ではアンジョルラス)を知ったので、是非フランス革命について知りたい熱が高まっていたのですが、あまりに専門的なものは分かりませんし、何しろ世界史が全くワカラナイので、物語っぽく語られているものを探していたら目に留まったのがこの本です。

私には初めての著者ですが、とてもテンポよくフランス革命史を大雑把ですが勉強する事が出来ました。ヨーロッパ史を、世界史を全く知らない私でも(唯一読んだのが本で「レ・ミゼラブル」で漫画だと「ベルサイユのバラ」です、大人になってから読んだのでちょっと、でしたが)ちゃんと惹きつけられて、そのときの状況やどんな人物だったのかを知ることができました。

王政や共和、貴族と平民、ブルジョアジーや国の成り立ち、啓蒙思想や個人の情熱、ロベスピエールがアンジョルラスに見えたり、とても楽しいフランス革命に対する興味を膨らませてくれました。本当の意味で著者は民主主義が根付くのには1世紀くらいかかるのではないか?と考える(押し付けられようと、一時期の国民の熱が起こしたものであろうと、動きだし、施行された後に根付くには時間がかかるのではないか?というまなざしは理想的で現実から離れて見える部分もありますが、支持したくもなります)著者の考え方に今のところ同意したくなります。もう少し違った方のヨーロッパ史を学んでみたいです、ちゃんと哲学的な(元を正せば神学的なものかもしれませんが)ものに裏打ちされた結果のように私には感じられましたし。また、やはりあまりに虐げられていた事も、革命を支持し、民衆が立ち上がった結果だとも思いますし、それに伴う犠牲や義務に対しても積極的になれたのだと思います。その行き過ぎがいわゆる「恐怖政治」やギロチンを生んだ結果なのでしょうけれど。しかし、そのゆり戻しが数回起こった結果が今の民主主義的な考え方と広まりなのだと想像します。

やはりカッコイイといいますか、日本ではなかなか出てこないであろう、礎になる為の犠牲となれるような人々がたくさん出てきた時代の話しです。明治維新とも少し絡めて話しが進みます(もちろん私は明治維新の話しもまだ詳しくないのですが...)ので、その辺も想像し易かったです。知らなかった人物の話しは確かに面白いですし、ロベスピエールや処刑人サンソンなどを知る事が出来てよかったです。また、とても愚鈍な人のように扱われることが多かった(あるいはただ単にマリー・アントワネットの夫としてしか認知されない)ルイ16世が進歩的人物だった、彼だからこそ革命の息吹が芽生えることができた民主的国王だったとの見解はとても納得出来ました。

レ・ミゼラブルが好きな方なら是非オススメ致します。

革命だけでなく、この後出てきたナポレオンについても興味湧いてきました、王政を否定し、国民が主権者たる共和制から、皇帝を戴く帝国へ、という流れが皮肉的といいますか、体験したものでなければ分からない感情なのか、とても興味ありますし、ヨーロッパ史を調べてみたくなりました。

2008年 11月

その他のコメント

フランス革命の魅力は参加した若者の理想と挫折が重なり合うところだ。すなわち青春。
公平を求めて長さの単位まで地球の大きさを基準にしたものに変えてしまった(メートル)。
あまたの本がでているが、本書がわかりやすくまとまっていると思います。

読者

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安達正勝の本

マリー・アントワネット フランス革命と対決した王妃

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ちきとん

最近は歴史もの、ミステリーがメイ…

悪女と言われるが、よく知らなかったので読んでみた。王家とフランス国民、お互いの考えや思いが通じあっていれば歴史はまた変わっていたのかも・・・。「不幸のうちに初めて人は、自分が何者であるかを本当に知るものです。」

2年前