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【文学/日本文学小説】妊娠3カ月でがんが発覚した智子、娘のアメリカ行きを反対する水木……人生の岐路、彼らは北海道へひとり旅をする。そんな旅の途中で手渡され... 続き

コメント

人の数だけ物語がある。とはよく言ったものですが、この本はまさにそれを体現しています。未完の短編小説ひとつをとっても、三者三様の解釈があり、それらは読み手の人生経験に基づいてがらりと表情を変えていました。各章ごとに主人公たちが『空の彼方』を要約して説明するくだりが含まれるのですが、それもまた作中の読み手でまったく異なって、こんなにも違って見えてしまうのかと興奮を覚えました。
自身を投影して、小説の結末を想像し、そして自分の悩みに何らかの終止符を打つ、なんて力強いお話なのでしょう。全体を通してそう感じました。出した答えが必ずしも正解とは限らない、それでも今の自分にとって最善であると信じて前を向く主人公たちの姿に、ちょっぴり湊かなえさんらしくない、未来への希望を感じさせる1冊だったと思いました。

湊かなえには珍しく嫌な気分にはならない、
が、これはこれで面白い、
それぞれ悩みを抱えて北海道に来た人たちが順番に未完の小説を受け取ってそれぞれの結末を想像する、
果たして本当の結末はどんななのか、気になって次々と読んでしまいました

そして個人的にビックリしたのが解説があの「水曜どうでしょう」の藤村さんだったこと、

終わり方が爽やかでよかった。

次の展開が気になって、一日で読み切ってしまった。ミステリーではないはずなのに、謎を解いているような気分にさせられる…そんな一冊。

読者

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湊かなえの本

猫が見ていた

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付喪神

基本、何でも読みます

2017/10/03 読了 猫小説アンソロジー。有栖川有栖はさすがです。ライトだけれども、楽しめる。加納朋子は重い。でも、いい話だなぁ。 猫好きの方はぜひ❣

8か月前

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江戸川乱歩傑作選 鏡

江戸川乱歩傑作選 鏡

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マシロ

積ん読が其処彼処に小山を築いてい…

乱歩作品の中でも論理パズル、そして乱歩お得意のどんでん返しの作品たちと推理小説についての随筆、さらに同シリーズの「獣」「蟲」に納められた作品とも毛色の違う「木馬は廻る」を収録。「木馬は廻る」は初めて読んだのだけれど、乱歩作品によく描かれている、世間からは異常と見なされる人たちがどこか哀しいのは、この作品に描かれている「何処にでもいる、いた人たち」の立ち行かなさと本質的には変わらないからなのかも知れない。 編者が解説で触れている「重大な謎」、自分はごく単純に考えていたんだけど、もっと隠された謎があるんだろうか?気になってきてしまった。

8か月前

告白

告白

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dyui3

事件関係者が各自の視点で事件について語り、事件の真相が段々と分かってくる。被害者である担任の初動を違った形にしていれば結果が違ったんだろうと感じた。

10か月前

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