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捜査への情熱をすっかり失っていたコペンハーゲン警察のはみ出し刑事カール・マークは新設部署の統率を命じられた。とはいってもオフィスは窓もない地下室、部下はシ... 続き

コメント

はまって新刊が出るたびに電書を購入。とにかく登場人物が濃くて面白い。

その他のコメント

デンマークの人気警察シリーズの第1作目。面白くて一気読みしました。
未解決事件を扱う新部署「特捜部Q」のリーダーポジションに厄介者払い人事で異動させられたカールがアラブ系移民の助手アサドと共に5年前に起こった女性政治家誘拐事件を追っていく物語です。
警察ものはあまり好きではありませんが、警察内部事情の描写がクドクドあるわけでなく、登場人物が最小限におさまっていて読みやすかったです(北欧ミステリ系は登場人物の名前が覚えにくいのでここは嬉しいポイント)。
この手の小説でよく出てくる万能助手ポジションはご都合主義な感じがして嫌いですが、アサドは「移民」という現代のデンマークらしさを体現しており、いい味を出してます。
飽きやすい性格のため、シリーズものは避けていましたが、ハマってしまったので第2作「キジ殺し」も即買いしました。

読者

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ユッシ・エーズラ・オールスンの本

特捜部Q ―カルテ番号64―

特捜部Q ―カルテ番号64―

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euro

大好き!読むべき!というコメを見…

★5 デンマークの古い未解決事件を捜査するシリーズ4作目。今作はミステリー色が強い。80年代の失踪事件をきっかけに、およそ50年に及ぶ恐ろしい人権侵害が徐々に明らかになる。優生思想によって望ましくないと判断された妊婦たちに対する、強制的な堕胎と不妊手術。これらは実際にあったことのようだ。なかなか感情がまとまらず、この本についてこれ以上書くことは難しい。

9か月前

特捜部Q ―Pからのメッセージ―

特捜部Q ―Pからのメッセージ―

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euro

大好き!読むべき!というコメを見…

★5 古く、未解決で、いかにも難解な事件をシリーズにした3作目。足で稼ぐタイプのミステリー。過去と現在、敵と味方の対比が素晴らしく、それらが交わる場面はゾクゾクした。イチオシ。 作中でデンマーク人が、ノルウェー人がうんぬん、スコットランド人がかんぬん、と決めつけている場面があるが、違いがさっぱり分からない。異文化に触れられることも含めて面白かった。

10か月前

特捜部Q―自撮りする女たち―

特捜部Q―自撮りする女たち―

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

デンマークのミステリで本国とドイツでは特に人気があるらしいシリーズの邦訳最新。もう七作目になるんだな。有能だけど偏屈な警部補と謎のシリア人アシスタントというコンビによる未解決事件捜査班もいつのまにか精神的に問題を抱えてるっぽい女性アシスタントにひょろひょろの若手警官という四人チームとなっている。本作ではチームの女性の精神的な問題がついに限界に達してしまう。彼女がなぜそうなったのかを突き止めようとするチームメンバーに、チーム解散の危機までが訪れる。一方で退職した元上司から依頼された未解決となっている女性の撲殺事件、現在発生している失業中の女性を狙った連続轢き逃げ事件という一見関連の無さそうな二つの事件までが発生し、という話。平行していくつかの話が語り手を変えて進んでいくがこれが混乱に陥らず最終的に落ち着くべきところに収斂していく見事な構成が素晴らしい。長く続いているシリーズだがマンネリにも陥らず素晴らしい。早くも次作が楽しみでならない。

1年前

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特捜部Q ―Pからのメッセージ― 〔下〕

特捜部Q ―Pからのメッセージ― 〔下〕

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くろ

ミステリー小説、特に海外作品が好…

特捜部Q第3弾。 今作も派手です。緩やかに謎ときを進めて行く→解決の手がかりとなる急展開→犯人との対峙でカールとアサドが瀕死の状態へ、って流れはパターン化してます。 この作品は、メインレギュラーはカールとアサドの男二人コンビですが、毎回キーパーソンとなる女性が勇ましく闘ってますね。作者が意図的にやってるのかわからないですが。今回は被害者の母・思いがけず犯人に利用されてしまった女性コンビがカールアサドコンビを差し置いて犯人を追い詰めていくところも思わず息を呑む一コマです。 相変わらず、エンターテイメント性の強い良作でした。

1年前