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コメント

父と息子の葛藤を描いた連作集。といっても色川の少年期〜青年期は戦時中である。家族には性と生と死がつきものだ。そこら辺に黒焦げの焼死体が転がり、少年の鉄道自殺が日常茶飯事だった頃なら尚更だろう。DVなどという言葉の無い時代。当然父は色川を殴り続け「お前は豚のような奴だ」と罵り続ける。色川は健気だ。学校を放擲し勤め先を数ヶ月単位で次々と変え、闇市や賭場にどっぷり浸かりつつも父を見捨てない。父は恐れる。息子に乗り越えられてしまうのを。夜毎の悪夢にうなされながら、色川は性と生と死を学び、自分の道を歩み始める。

読者

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色川武大の本

アンソロジー カレーライス!!

アンソロジー カレーライス!!

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blue_moon

読書好きです

御節にもそろそろ飽きてきて、ああ、カレーライスが食べたいな、と思いながら、ふと手にとった本。 中の紙までカレー色で、33人の方の書いた、いずれもカレーにまつわるエッセイは、トータルで、まるで沢山のスパイスを使うカレーのようなハーモニー、美味しく頂きました。

2年前

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明日泣く

明日泣く

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towa

1982年生まれ。

将棋師の芹沢博文を書いた「男の花道」、かつての悪友二人の行く末を書いた「男の旅路」が良かった。色川武大の文章はいい。

4年前