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コメント

育てる、育て尽くして、恐ろしい存在を育ててしまったことに気づく。自分が飲み込まれてしまうとわかりつつ、御すことができない喜びに抗いきれなくなる。

性的な雰囲気、エロティックなムードが漂ってはいるが、何か潔いエロさであって、秘匿、覗き、隠すといういやらしさはあまりない。

あるのはどこまでもマゾヒスティックで、痴的な主旋律。その男は痴人として登場するが、あらゆる男の代表として退出する。ナオミは男のそれを引き出すトリガーでしかないのかもしれない。

その他のコメント

谷崎を読み始めて4冊目。ついに長編に挑戦。なかなかにしんどかった。読み終わっても、ナオミの本性がまだわからないままである。彼女はどうして譲治だけ誘惑し続けたのか。単なる金ヅルとして純粋に貶めたのか。譲治の堕ちる様、自分にひれ伏す様に堪らなく興奮したのか。それとも他の理由があったのか。俺は3つ目の可能性を感じずにはいられない。そして谷崎のエロスに対する姿勢は尊敬に値するほど価値のあるものだと思った。読み終わってもっと他の作品を読みたくさせる、素晴らしい文章だった。

………という文学的意見はさておき、表紙のこじはるのエロさな。もう堪りませんわ。これがナオミかと言われたら違うだろうが、こんな女性に誘惑されたらまずノらない手は、ない。

読者

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谷崎潤一郎の本

酒呑みに与ふる書

酒呑みに与ふる書

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付喪神

基本、何でも読みます

2019/04/06 読了 〜あるいは酒でいっぱいの海〜 松尾芭蕉から夏目漱石。江戸川乱歩に折口信夫。角田光代や村上春樹。内田樹と鷲田清一も。 酒の肴にちょうどいい。ちびちびやりながら楽しく読みました。日本酒の話がもっとあったらもっと良かったのになぁ。 装丁が素敵ですね。 〜すべての酒呑みに捧ぐ〜

6か月前

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痴人の愛

痴人の愛

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なおちゃん

なおちゃん25歳!!

先日賢者の愛を読んだので再読! ナオミに勝てない譲治という構図はもちろんわかりやすいけど、作中ではナオミが美しいのか?または実際はそれほどでもないのか?とどちらともとれる表現なのが切ない。 ナオミは一般的には、こんなに入れ込むほどの女じゃないのかもしれない… けれど、2人で完結してる世界、羨ましくないこともない。

約1年前

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