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コメント

相手を詰む寸前だとわかっていながら、でもそれでいいのか?という最後の一手を決めきれない、どう打ったらいいのかわからないそんな感じ。
捜査と並行して、真相が進むことで、うっすらと真実が見え隠れするけれども、それが真実なのか確信が持てない感じがで、先が気になり、どんどんと読み進めてしまった。最後まで飽きさせないストーリー展開で、映像化しても十分楽しめるエンターテイメント性も感じられた。

将棋については、詳しくないものの、ひふみんや藤井聡太くんの存在もあり、わりとストーリーに入りやすかったし、将棋士になることの難しさと将棋の過酷さがヒシヒシと伝わってきて、将棋に魅了される気持ちもわかりつつ、踏み込めない難しさも同時に感じた。

大好きな柚月さんの、デビュー10年の集大成の作品。読後、さすが柚月作品に大満足だけど10年分の集大成に心が痛い。

捜査のピースが一つ一つ埋まっていく快感。桂介の厳しい生い立ちと将棋との出会い。読者は相反する立場の目線で桂介という人間を知っていくことになります。上条桂介は、血に翻弄されたのか、将棋に翻弄されたのか。
事件の真相は、読者にのみ語られます。将棋がよく分からない私でも、熱量と緊張は充分伝わるものがありました。久しぶりに本の中に頭を突っ込んで覗いている感覚を味わいました。

将棋指しなので惹かれて即読了。
育児放棄され虐待を受けていた圭介と唐沢との運命的な出会い
「将棋」は年代を問わないとても魅力的な競技であると同時に人と人との出会いはほんと偶然に過ぎないわけでそれがいかに重要なことか。
重明の真剣の場面では、盤上に"命"そのものを投下した男たちの生き様を見ることができて、普段自分の指している将棋とまた違って魅力を感じることができた。
将棋の場面が出てくることは多いが説明もあるので将棋のルールを知らない人もその気迫を十分に感じれる作品になっていると思う。

読者

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柚月裕子の本

孤狼の血

孤狼の血

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

映画化されてかなり話題になってたこともあり手にとってみた。昭和60年代の広島の架空の都市を舞台に暴力団どおしの全面戦争をなんとか防ごうとする刑事達の活動を描いた作品。刑事になりたての若手が配属されたのはヤクザとの癒着が噂される刑事。誰よりも実績を上げているが誰よりも譴責をくらっているこの男、確かに違法捜査や特定のヤクザとの結託や金銭の受け取りまでやっている…しかし、という話。これだけだとよくある設定なのだけどそこは少しひねってあって後半の意外な展開が見事。なによりの驚きはこのゴリゴリの作品が深作欣二の一連のヤクザもの映画に影響を受けた女性作家が書いたもの、というところ。凄い作家がいたものだ。他の作品も読んでみたいと思った。

3か月前

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猫が見ていた

猫が見ていた

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Pinoco

2015/6末

猫題材の本は手が伸びてしまうよね。 猫が少し離れた位置にいたり、近い位置にいたり、と完全に猫が主役というわけでもなく、猫の位置関係がそれぞれの作者によって違い、面白かった。 「吾輩も猫である」とは逆である。 2018.5

5か月前

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凶犬の眼

凶犬の眼

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Bighead

趣味:読書、バス釣り

狐狼の血の続編。 史上最大の暴力団抗争と呼ばれる『山一抗争』がモデルとなっており、日岡と兄弟分になった国光(元一和会常任理事の石川裕雄がモデル)の男気が凄くかっこいい。実際に今でも石川裕雄は旭川刑務所に収監されていて、キャラクターもほとんど同じ男気のある人である。どんどんガミさんのようになってくる日岡が頼もしい。 一気読みだった。第3弾が待ち遠しい・・・

7か月前

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合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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ノノハル

my本棚の前で立ち読みしてしまい…

「殺し」と「障害」以外、引き受けます。元美人弁護士とIQ140のアシスタントが、ありえない依頼に知略を巡らし解決に導きます。クールでキャラダチしてて面白かったです。ドラマにしたらどうかな?

1年前