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発行元から

スウェーデンで激しい議論を巻き起こした問題作。
女性の身体をめぐる支配のメカニズム、性のタブーに正面から挑み、
笑いを武器に社会に斬り込むフェミニズム・ギャグ漫画(グラフィックノベル)!

読めば必ず話したくなる!
「NASAが宇宙人に送った人間の絵には、女性器がなかった!」
「魔女裁判の証拠とされたのは、『奇妙な乳首』?」
「『眠れる森の美女』は生理の話?」

生理・女性器・クリトリス・女性のオーガズムについて
多くの学術研究を引用しながら知られざる事実を紹介

目次

女性器に興味を持ちすぎた男たち
女性器のタブー
女性のオーガズム
イブたちの声
生理のタブー

人文

人を動かす 文庫版

人を動かす 文庫版

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おっくん

91年生まれ

人間関係の原理原則がひたすら説いてある。 どれも正しいのだが、原則が多様なあまり、実践へと繋げるのが難しい。 この類の本は実行できて初めて意味があると思うので、この点においては評価が低い。

約2時間前

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壱人両名

壱人両名

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

日本史の授業で江戸時代の身分制度、それも百姓の扱いがどうにも腑に落ちず。そういうことにはしつこいのでこういう本はどうしても手にとってしまう。なぜ腑に落ちなかったのかというと、百姓はあくまで収奪されるだけの存在、という教わり方をしたわけだが一方で公事宿というものがあったと。それは地方から裁判を受けに来たものが泊まる宿だとも教わって…本当に虐げられているだけの惨めな存在であれば裁判に訴えることなどできないはず…どうも日教組のマルクス主義的なフィルターがかかった教育を受けたのでは、という思いがあって…と前置きがかなり長くなったのだけどこれはタイトルどおり、江戸時代には二重三重に身分を持っていた、農民であり商人であり時には武士である、という人がかなりの数いたのだ、という内容。かなり地味な江戸時代の裁判記録や土地の売買の証書などを丹念に調べて検証してありかなり興味深い内容であった。江戸時代の農村支配(支配という言葉の意味合いも現代とは少しく異なるのだ)の実態なども詳しく解説されていて興味深かった。そもそも極端な格差社会であればあれほど長く徳川幕府も保たなかったとも思うし、我々の先祖が考えられているより少し自由に生きていた、と思えるのは少し気分が良かったりします。

約3時間前

キッチンの悪魔

キッチンの悪魔

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

イギリス初、そして史上最年少のミシュラン三つ星シェフなんだとか。食べるのは大好きなんだけど高級レストランとか有名シェフには全く疎いのでどうかなと思いつつちょっと面白そうだなと思って手に取ってみた。フレンチのシェフなんだけどそれもフランスなんか海峡ちょっと渡るだけなのにフランスには一度も行ったことがないまま三つ星まで獲得したらしい。いい年になるまでパスポートも持っていなくてそのくせ一度パリに行った…要は密入国…とかミドルネームがピエールなのでチャールス皇太子にフランス語で話しかけられたとかとにかく面白いエピソード満載。破天荒だが実は父親も祖父も料理人という家庭でイタリア人の母親との間に産まれ〜イギリス人らしからぬ名前をつけられているのはそのせい〜早くにその母親を亡くしてリーズ(フーのライブ盤で知られている街だ!)の公営団地で父子家庭に育ち、中学を出ると祖父や父親と同じ料理の道に進んだという苦労人。しかし貧乏から這い上がって苦労したみたいな暗さが微塵もなく、自分のしてきた数々のパワハラも率直に書いていて好感が持てる。料理は発明ではなく改良であるとの信念のもと、先人へのリスペクトがあるところが結果として成功に結びついたんだろうなと。しかし星付きのシェフが味見以外はろくに食事も取らず口に入れるのはマルボロだけとか凄まじいものがある。それ故か三つ星を取ってすぐに引退し、経営者に転じるところも興味深い。すごく面白かったけども作り方とかもけっこう書いてあるし料理の知識がある人ならより面白く読めるのだろうな、とも思った。これはおすすめ。

約3時間前

アラスカ原野行

アラスカ原野行

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渡辺洋介

神田村経由専門書版元

全米一の面積と最小の人口密度を誇るアラスカ州、つまり人がほとんどおらず広大な自然が残っている土地でもある。本書は70年代のアラスカを捉えた長編のルポであり、3章から成り立っている。そのなかでも興味深いのは最終章「ザ・カントリー入り」だ。ユーコン川上流地域に住んでいる人々はカナダ国境にもほど近いその場所を「ザ・カントリー」と呼び、新入りは「カム。イントゥ・ザ・カントリー(ザ・カントリー入り)」したと言われる。アラスカの何かに惹かれて移住した人を256ページ2段組みに渡り追う。 ペンシルベニア州から移住したゲルヴィン一家は創意工夫を凝らした丸太で作られた自宅に住んでいる。その母屋にある蔵書の一部は以下の通りである。「『スコッティ―・アラン、犬ぞり御者のキング』、『鉱山技師ハンドブック』、『エアプレーン砂鉱ドリルによる金採掘』、『家庭医学全集』、『ユーコンの女性たち』、『極寒の地の五十年』、『北極の古代人』、『荒野の呼び声』、『荒野の罠猟師』、『トレイル・イーター』、『グリズリーの国』、『悪名高きグリズリー・ベアーズ』、『アラスカ人の帰還』」p.290~p.291 どれもワクワクする読んで見たいタイトルが並ぶ。 またアラスカの森より闇深い人間心理も垣間見える。 「いつだったか私がサークルのユーコン交易所にいたとき、四十年配の男が川岸を超えてやって来て、ウスターソース六本とイーストを十二袋、マッチを一ケース、缶詰肉、イワシ、ホットドッグ、茶一・三十五キロ、砂糖六十七・五キロ、葉巻二本を買った。彼は現金を三百四十五ドル数えてカウンターに置き、天気の話すらしないで川へ戻っていった。パイロット兼罠猟師兼交易所の経営者であるフランク・ウォーレンは、ある日たまたまその男の小屋のそばを通りかかって、ちょっと寄ってみようと思ったのだそうだ。それは二・四メートルと三メートル四方の小さな小屋で窓がない。ウォーレンが小屋に近づくと中から声が聞こえて来た。その男は一人で冗談を言っていたのだ。さわりの箇所へくると彼は一人で大笑いした。ウォーレンはそっとその場所を立ち去ったという。」p.255

3日前