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なんでおまえはボクシングやってんの? 青春小説の新鋭が放つ渾身の一撃。デビュー戦を初回KOで飾ってから三敗一分。当たったかもしれないパンチ、これをしておけ... 続き

コメント

町屋良平の短く、ハイジーンな文体が相まって、意識が積分されていく。意識の素子があるなんて、知らなかった。伝えたいことより、書きたいことを見出してあげたいと思う作家は少ない気がするけど、解釈が作家を侵してるご時世に、町屋良平という作家は尊い。そう感じた。

「ぼく」は自重でやられるタイプ。可哀想かな、理性を、悟性を、生み出したときから主従が逆転し、果ては動物的な本能を飼い慣らすまでになってしまった。でも、そういうひとが僕は好きだし、そういう不器用で臆病なひとでありたいとすら思う。

この小説が「関係性」についての話だと、僕は町屋良平の言葉ひとつひとつから、それもいやいやながら、意味付けした。「人間(じんかん)」にいるものとして、その関係性がいびつで敵を親友とする「誤爆」が起こる。

でも「ぼく」は全く変人なんかじゃない。なんだかんだ、みんな実はとてもいびつな関係の中で生きているということを示している、もとい、思い出させてくれる。

キューバ危機でケネディがフルシチョフの寝顔を想像するように、桑名の息子が「95%兄弟ではない!という結果でした、、でもこれで終わりと思うとさみしい」とかツイートするように。そんないびつな関係に横たわる愛憎憎しを描いてくれた作品で、作家同様、この作品も尊いと思う。

その他のコメント

ボクシングは相手との戦い。
でもその前に自分との戦い。

その肉体的つらさ、心情的つらさが独特の描写でヒシヒシと伝わってくる。

自己分析、自己嫌悪、妄想…
自分と向き合い続けないと耐えられない、ボクサーの過酷さが想像を絶する。

読者

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町屋良平の本

青が破れる

青が破れる

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よりこ

本の虫って程では無いけど、 おも…

今までボクシングとか、倒したら勝ち、みたいなん理解できんかったけど、なんか今まで無くならずにある理由とか、スポーツと生と死との関連性が分かった気がする。

約3年前

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