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イジメの話は、虫酸が走るので読みたくなかった。心優しい人だけが傷つき、鈍感な者だけが笑ってるからだ。
この話も、正しくその展開だった。ただ、スポットを当てる場所が違っていた。
どんな理由があっても殺人はいけない事なのだろう。それは題名で「罪人」とされている事で表されている。しかしながら、自分に置き換えた時果たして正論が吐けるか?
だが、罪は人を傷つける事に間違いはない。そして、祈るのはただただ、未来を祈る。

本を閉じてしばらく泣きました。
なんの涙なのか、感動なのか、悔しさなのか、憤りなのか。どうしようもない涙が溢れました。

誰かにとって善くすることは、半強制的に誰かにとって悪にならなければいけないことと同じなのかもしれない。なにが「善」でなにが「悪」なのか。
誰かを想いその人の為を想う気持ちは、本当にその人にとって良いことなのか、それとも悪いことになってしまうのか。誰もその答えは分からなくて、それでも自分で選択しながら生きてる。全てにとって「善」を選択することはきっと難しいだろう。
だからこそ、人を想う気持ちは美しいと思う。

ただこの本は美しさばかりを書いている訳では無く、「いじめ」や「復讐」の恐ろしさと残酷さが伝わってきます。恨みや憎しみ、そこから連なる不幸。読んでいて、読者でありながら自分の無力さに悔しさが湧いてくるほどでした。

もし自分が、大切な誰かを奪われたら?
もし自分が、同じ立場だったら?
どんな気持ちになるか私はわかりません。
でも、私の中の「善」を大切に未来を選択したい。

読者

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小林由香の本