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北海道天塩山麓の開拓村を突然恐怖の渦に巻込んだ一頭の羆の出現!日本獣害史上最大の惨事は大正4年12月に起った。冬眠の時期を逸した羆が、わずか2日間に6人の... 続き

コメント

「女の味を覚えた」その一言が熊の恐ろしさを増幅させ、同時に嫌悪感まで抱いてしまう。
永きに渡り受け継がれる、受け継ぐとは何なのかその理由が分かる。

その他のコメント

熊襲撃もの その2

北海道のとある開拓村での事件をもとにした、ドキュメンタリー長編。

えっ…人間食べちゃうのね…的な衝撃で始まるのに、あーまた千切っちゃってるよくらいな感覚に、だんだん麻痺してくる。
その場面が、見たわけでもないのに脳裏に鮮明に浮かんでくる描写は、さすが吉村昭。

熊怖すぎる。無理無理無理。

読者

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吉村昭の本

ニコライ遭難

ニコライ遭難

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Katsuhiko Moroi

乱読家です

司馬遼太郎の作品は印象的な書き出しが多いと思いますが、一番好きなのは「坂の上の雲」です。 「まことに小さな国が開化期を迎えようとしている」 明治維新後のちっぽけな日本が近代的国家として歩み始めた時代を、この短い文章は簡潔に表現しています。 吉村昭さんが描く「ニコライ遭難」は、この時代、明治24年に起きた大津事件に戦慄する日本人の姿です。大津事件は車夫がロシアの皇太子ニコライに軽傷を負わせた事件。圧倒的な軍事力をもって極東進出を目論むロシアに対して日本は「七五三のお祝いに軍服を着た幼児」。事件をきっかけに天皇を始め日本中が震撼します。当時の刑法では犯人津田三蔵は懲役刑。しかし、武力報復を恐れる政府有力者は処刑を主張。対して、司法関係者は公正に津田を裁こうと政府に挑みます。この小説の最大の読みどころは、近代的法治国家の将来を見つめた司法対政府の手に汗握るギリギリの戦いです。この事件により、日本の三権分立の意識は高まったといいます。 それと、この小説の魅力は前半のニコライへの歓待の風景。長崎、京都、大津と日本の威信を賭けて歓待する官民の姿が詳細に活き活きと描かれます。特に、ロシア帝国最後の皇帝となるニコライが入墨を自らに彫らせたり、番傘に興味を示したりと人間らしい愛嬌を持っていたことは意外でした。 他にも、津田の死の真相、ニコライを助けたことにより多額の賞金を得た2人の車夫の運命、西郷隆盛生存説など読みどころはたくさんありますが、この小説の最大の魅力は、大津事件の歴史的重大性と開化期の日本人の特性が理解できることです。 久しぶりの★★★★★。是非、是非、お読みください。

11か月前

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〆切本2

〆切本2

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趣味はドリアン。

まさかの第2弾! 表紙・見返しに掲載されてるパンチラインは健在。

12か月前

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味を追う旅

味を追う旅

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渡辺洋介

神田村経由専門書版元

吉村昭が全国を旅してまわった食べ歩き紀行文。その地でしか食べられない逸品からお店選びの極意まで、控えめでありながら筋の通った氏の作風との共通することも多い。その中の一篇「長崎半島でフグとカマボコ」半島ならではの異国感とカマボコの製造過程が楽しい。 「それは、一般の人の口に入る機会はなく、カステラの製造所内に入ることを許された者しか食べられぬ由であった」p24 「これは、カステラの耳とはちがいますが、実際はこれが一番うまいのです」p27 吉村昭文体は健在。

1年前