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キューバの老漁夫サンチャゴは、長い不漁にもめげず、小舟に乗り、たった一人で出漁する。残りわずかな餌に想像を絶する巨大なカジキマグロがかかった。4日にわたる... 続き

コメント

老いても信念や希望を捨てなければ気高さは失われない。

老人と少年の親密さ。
そこから伺える信頼関係。

生きるということを見せられた作品。
静かで美しい朝。
活気に溢れる夕暮れ。

汚れているようで、汚らしさが伺えない素敵な作品だと思いました。

アメリカの純文学。ハードボイルド・リアリズム。海での孤独な戦いと、終わらない自問自答。耐え忍んで成果を得ても、大きな力が無慈悲に襲いかかる、それでもまた戦いに老人は海に出る。

海で魚と闘うおじいさんが呟く。「あの子がいてくれたなぁ〜」

大きな相手に立ち向かう人でも、自分の限界をこえて闘う人でもなく、独り言を言う人を見てこの本を思い出した。

この作品の確固たる力強さといったらもう。そう感じさせるのは文章なのか、孤高の漁師である老人なのか。冷静にみれば物語は至って簡潔にリアリズムな文章で綴られている。やはり老人がそう錯覚させるのだろう。

物語の大半を占めるのは独りの老人によるたった一回の漁だ。独白はあるものの心理描写は殆どなく、ひたすらに肉体的行動が描かれている。

この読後感はとても予測できなかった。ハードボイルド且つ哀愁ある結末に、憐憫の情を抱くことは皆無。確と見届けるという責務を果たした手応えが静かに残る。

名作はいつの時代に読んでも素晴らしいと実感した。

「あの堂々としたふるまい、あの威厳、あいつを食う値打ちのある人間なんて、ひとりだっているものか。」

老人かっこ良すぎる。

格好良い
泥臭く、孤独で、相手には敬意を払える
この爺さんの苦労に比べたら自分の悩みなんて何でもない

少し、報われて欲しかった

孤独の中であるはずなのに、それを感じさせないサンチャゴ。今の状況を理解し今出来る事を焦らず冷静に行動に移し、悲観的になる事はなかった。4日に渡る闘いに固唾を飲んだ。

”人は打ちのめされるが負ける事はない”

闘い抜いたサンチャゴを理解している少年の涙にグッときました。

漁師の老人が、自分を生かしてくれる海に、殺されるかもしれない大きな魚にまでも敬意を持っている所が好きです

名作と聞いて読みました。もう一度じっくり読みたくなる、奥深い作品です。

このタイトルしかない。
老人は己の肉体のみを頼りに海と戦う。
ボロボロになった彼は自分自身に言うのだ。
「闘ったらいいじゃないか」

時間をかけ読みました。分厚さを感じる129ページです。

安全への欲求、食欲という生理的な欲求、
いまの日本は生まれた時からほぼ満たされている。
満たされていることにより何かが欠落し、何かに対する飢えを生み出す。
当たり前の日常に意味を考えさせられる。

冒頭から既に漂う哀しい結末の予感というか、なんとも言えない寂しさが文章に染み込んでる。哀しく切ないけど読んでいたい。戦争を経験した人だから出せる味なのかな、いい作品でした。

読者

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ヘミングウェイの本

海流のなかの島々

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kasa

旅行や食に関する本、 海外文学、…

上巻、下巻で違う本に変わったと錯覚する感じがした。 父親、画家、酒飲み、猫、息子との交流、海上戦‥ いくつもヘミングウェイと重なる部分がある。 なにより主人公トムの海を知り尽くした好漢ぶり。 海の物語はロマンあるなぁ

3年前

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老人と海

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めぐ

生身の人間ときちんと向き合えない…

一人の老人の生き様。言い尽くされた表現だけれど、ハードボイルドとはこういうことかと思う。余計な感情を込めずに、かつ丁寧に作られた訳文もよかった。

約4年前

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