51s9z0 chml

コメント

先に映画を観ました。
想像を超える辞書作りの苦労や時間、そして愛情。
紙の滑り感なんて今まで気にしたことも無かった。
そして何よりも丁寧な言葉。物語全体を通してとても丁寧に作られていると思いました。
三浦しをんが好きになりました。
辞書も欲しくなります。

「おつかれさま。今日は自宅にいる。何時でもいいので、あせらずにどうぞ。待ってます。」
絵文字はひとつもない。それでも、声が聞こえてくるようだ。あたたかいなにかが伝わってくる。
文字と言葉の不思議だ。

最近は、絵文字や顔文字、スタンプを使うことで感情を伝えやすくなった。
しかし、それらで表してしまうことで、言語化して伝えるということが欠けて行っている気がする。
言葉で表現する大切さを見直してみようと思わせてくれる、そんな素敵な一冊。

言葉と向き合う
人と向き合う

この2つは紙一重だなって。

当時、辞書棚担当だった私はこの本のおかげで辞書により興味を持つことができました。
ただ、意味を調べるために使っていた辞書が言葉の宝箱に思えてくるそんな作品です。
何度も辞書をめくり、ぬめり感というものはこれなのかと仕事中一人棚の前で笑っていた事を思い出します。

映画を、泣き笑いしながら観ました。
想いを、彼岸に届ける舟を編む。ことば、を大切にすることは、人を大切にすることで、とても勇気付けられた。

仕事や、身近な人や、ことばとの関わり方の、襟を正してくれる物語。

仕事、人間関係、全てを教えてくれる本

どんな優れた辞書でも、時代遅れになる宿命は避けらない。
言葉は生き物だからだ。

だれかの情熱に、情熱で応えること。

この言葉が最も印象に残った。

文庫になるのを首を長くして待っていた。裏切らない、おもしろかった。

#辞書 #編集 #本 #出版社 #構成 #校正 #地道 #仕事
こんな感じ…

辞書を作るお話。いつも何気なく使ってる辞書にも本気で作った人がいるんだなぁとしみじみ思った。
みんな本気なんだけど暑苦しくなくて、それぞれ個性があって可愛いからサラッと読めるよ。オススメです。
最近文庫本も出たけど、単行本でもぜひ読んでみてほしい。装丁の話の所でおっ!ってなる感覚を味わってほしいなーー

私も丁寧に生きよう。
周りと比べるのはくだらないと静かに気づかせてくれる本。

紙に文字を載せる
書くこと
作ること
読むこと
残るものだから
よきものに。

文庫のKindle版が出てる。映画を先に見たけど、かなり忠実に作ってるな。本好きには必読。

お仕事小説の傑作。
辞書に生涯を捧げた人々の話です。人物設定も秀逸で、自然と引き込まれる作品です。

予想より話のテンポがはやくてびっくりしたが、たしかにこれだけの期間をだらだら書かれたら困るなと読み進めるうちに気づいた。辞書ごとの個性は、ツイッターなどで知ってはいたが、これを機にちゃんと比較してみたいと思った。言葉についてこんなに考えて、これだけ思いを込められるのはとても羨ましい。話が進むごとに視点が変わって、私はとくに西岡さんに自分を重ねた。 情熱に情熱でこたえる。私もそうしていきたい。

IT社会の世の中で、自分自身を含め多くの人が自らの言葉ではないものに助けられて意思伝達を図っているのではないかと思う。いざとなると文章が書けなかったり。

このストーリーの中では辞書の編纂だったけれど、夢中になった何かは(何であれ)、その人の人生にとってかけがえのないものになると思う。

そして、言葉を上手に紡げない自分にとってタイムリーな本でした。とても良かった。

馬締さんすごく好きだなぁ。映画も観ようと思います。

映画を鑑賞したその足で本屋に寄り、まだハードカバーだった原作を購入。どうして三浦しをんが描く登場人物はみんな愛に満ちていて、それぞれのキャラクターはまったくタイプが違うのに惹かれてゆくのだろう。わたしはオダギリジョーさんが演じられていた西岡さんが1番好きです。馬締を小馬鹿にしているようで、本当は自分にない馬締の辞書編纂の才能、そして自分の心を揺さぶる情熱と愛をいちばん大切にしてくれて、馬締を支えてくれた。映画も原作も、どちらをさきに読んでも観ても面白い。何度でも読み返したくなる、そして映画も見返したくなる作品です。

読んで心が温まる優しさに溢れた作品

テーマは辞書!
けれど、言葉だけでなく人間関係の温かみも知れるのが、この本の魅力だと思う。
それぞれが、それぞれに自分の感情をどんな言葉で表現しようかと悩み、また相手にどうやったら言葉の意味が端的に・上手く伝わるだろうかと考えるところが、もう既に愛嬌…みたいに見えて全ての登場人物のことが好きになる。
また、少し堅苦しく感じてしまいそうな辞書が実はこんなにも様々な人の様々な努力の上で作り上げられていると思うと、電子辞書ではなく紙の辞書が欲しくなる。

読者

8a7383c6 b64b 4ebe 964f 5de6e05495ab890fefef 36cd 4234 9708 4b7deb744ec9Icon user placeholder3b6e593d 600d 4193 87ee a49f092dd79f5ed9d885 1800 4df1 bd38 72be7f43f53b5718c3dd 08ae 43f6 b5d5 e0a22349b4759fde2a6a 8a53 4f9c 8fde e784479228c5Ab1e0729 836b 4626 af85 e2d459832505 346人

三浦しをんの本

ののはな通信

ののはな通信

Picture

渡辺洋介

神田村経由専門書版元

物語は山手の女子高に通う二人による昭和59年より平成23年までの手紙のやり取りのみにて進行する。10代の過剰なまでの情熱と40代に入ってからの諦念というべき静かな感情の穏やかさに過ぎた歳月を思う。 「高校生のころ、あなたが学校を休んで連絡がとれなかったとき、私は半狂乱で手紙を送りまくり、家へ電話をかけまくったでしょ?あのときは夢のなかでもあなたの姿を探して涙を流していた。  けれど、いまとなってはもう、風のように吹く時の速さに押し流されるまま、淡々と日常を営み、ある種の諦観とともに、あなたからの連絡をひたすら待っているだけ、私の精神は鈍磨したのだ。中途半端に」P.386 「どこかで自分に愛想を尽かし諦めて折り合っていかなければ中年になるまで生きのびることなんてできないわよね」P.414 日劇もとっくに無くなってしまった。

10か月前

Dac65a9b 3335 4888 acc9 e29fcb3a56a9B4b02055 014a 40a7 9950 b5e0475332b14225c5c8 10f3 48ed bf29 51aa6fcaa35a 67