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茗荷谷の一軒家で絵を描きあぐねる文枝。庭の物置には猫の親子が棲みついた。摩訶不思議な表題作はじめ、染井吉野を造った植木職人の悲話「染井の桜」、世にも稀なる... 続き

コメント

幕末から昭和初期にかけての人々を描いた群像劇。
平凡とも思える名もなき人の中に潜むチクチクと刺さる棘のようなやり切れなさや虚しさを描いた短編集。
切り取られた日常にこれといった結末はない。
それでもどこかの誰かにそっと繋がっていると感じさせてくれる。
切ないけれど心にしみる作品。

読者

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木内昇の本

よこまち余話

よこまち余話

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おひさま

活字中毒の書店員

長屋で暮らす人々と、あの世とこの世、いつかしらの時間が混ざり合う不思議な物語。 どこまでが現実でどこからがまやかしなのか、夢なのか、幻なのか、読めば読むほど分からなくなる。 それでも関わりやう人々はみな優しく人間味に溢れていて温かい気持ちになる。 これは一種のファンタジーなのだと思う。

4か月前

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よこまち余話

よこまち余話

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Non-tan

大学生のgirlです

図書館で手に取った作品。 あらすじだけ見ると不思議な話なのかな、という印象で借りたけれど読んでみると全然違ったのです。 不思議な印象も受けるのだけど、どこかとっても優しくて、そっとその優しさを教えてくれるお話でした。この町に住んでいる全ての人が優しくて、時や季節に感謝するということが改めて身に染みました。 何気なく手に取ったけれど、出会えてよかったと思える作品にまた出会えたことに感謝しようと強く思いました。

1年前

光炎の人

光炎の人

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T.Ok

本の紹介文にはその本の中で印象に…

「あの頃自分の内にあった動機のようなものを確かめたくてならなくなった。機械を開発する動機だ。当時見ていた情景は鮮明に思い浮かべることができる。けれど、そのとき自分の内に確かにあったものを、音三郎は取り出すことができなかった。」

約3年前