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9784121025524

長い戦乱で荒廃した地域社会を救い、「泰平の世」をもたらしたのは「藩」だった。藩の誕生期に着目し、その歴史的意義を説き明かす。 続き

コメント

信長、秀吉の時代に戦争で経済を回していたのが、関ヶ原の合戦で軍拡バブルが終焉に。
安土桃山時代の重商主義から、徳川の時代は農本主義に。

泰平の世に有り余ったマンパワーを、これまで開発してこなかった沖積平野の開発に振り向ける。かつては、峻険な難攻不落の地に築かれた城郭も平野部に移される。これが、近世城下町の始まりで、大部分の地方都市のルーツとなった。

外様大名の中でも屈指の親徳川で、卓越した外交力と築城技術で家康に高く評価されていた、藤堂高虎をモデルケースに、「藩」がいかにして成立したのかを概説していく一冊。

鎌倉期も、室町期も領土を巡る大名同士の合戦が絶えなかったが、江戸期はそれが全くなくなる。

それだけ徳川幕府の力か圧倒的であったこともあるが、大名の所領とは天下から与えられたものであり、大名はそれをたまたまた任されているに過ぎないとする、「預治思想」が諸大名に行き渡っていたからだと本書は説く。

一国一城制や、再三の国替えとそれに伴う土豪の帰農化。徳川政権の施策は、支配階級と地縁を切り離し、誰とでも代替交換可能な官僚集団へと整備してしていったのだとする指摘はなかなか面白かった。

読者

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人文

男尊女子

男尊女子

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なかむう

小説が好き。

酒井さんのネーミングはとても的を得ていると感じた。母親からの娘への呪いも含め女が女自身を下に見ているが故の「男尊女子」男性の意識の問題よりも深いかも知れない。

約20時間前

センスをみがく文章上達事典 新装版

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かすみ

アガサ・クリスティがすき。

文章のテクニックが例と共に紹介されていてわかりやすかった。小説を読むときは意識したことが無かったが、書き手は色々と技術を駆使して読み手に読ませているのだと痛感した。紹介されている中でも夏目漱石は文章のお洒落さや好きな雰囲気の文章だったので一通り呼んでみようとおもう。

約22時間前

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本屋、はじめました 増補版

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山奥

花屋から転職 書店員見習い中

本屋をはじめたい人の背中を押してくれる素敵な一冊でした 開業までの前史として、辻山さんが勤めていたリブロでの日々が描かれています 池袋本店でのフェアやイベント、お店の終わらせ方など 「どんな姿勢で挑むのか」 大きな書店での働き方について、たくさんの気づきがありました 後半からは、出店するまでの実務的な情報が想像以上の丁寧さで綴られています 最終ページには事業計画書や営業成績表も掲載されており、数字を見るとかなり具体的にイメージできます もし自分のお店ならこうしたいな…とつい想像してしまいました 黙って売っているだけでは売れない時代 自分の経験を文章で残し、活かしてほしいという想いからこの本は生まれています 「はじめに」で、何かを始めようと思っている人へ、とありました 本屋をはじめたい人はもちろん 今、何か一歩踏み出したい人にもぜひ読んでほしい一冊です

約23時間前