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戦争の本質を直視し、曇りなき冷徹さで描かれた傑作大戦末期、関東軍による細菌兵器開発の陰に匿された、戦慄すべき事実とその開発者の人間像を描き、戦争の本質に迫... 続き

コメント

戦時中、石井四郎率いる731部隊を描いた小説。ほぼノンフィクションといってもいいかもしれない。人体実験や細菌兵器の開発についての詳細な記述から吉村昭の取材力がわかろうというもの。一番驚いたのはあの風船爆弾の開発の原点に石井四郎がいたということ! なんという発想力! 時代が時代なら、優秀な研究者として大きく社会に貢献しただろうなあと思わずにはいられない。。

読者

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吉村昭の本

史実を歩く

史実を歩く

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土川

よろしくお願いします。

丁寧な取材と資料の調査に感心しました。

7か月前

プリズンの満月

プリズンの満月

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kuwa

小学生を相手に、日々働いています…

実在した森田石蔵という元刑務官の話や、彼が作ったという年表をもとにして書かれた小説。完全にフィクション。 ドラマのような感動や、物語の起伏はない。むしろ時間軸場所軸が前触れなく変わるから、吉村昭に慣れない人には読みづらい印象。 それでもやはり、あとがきにも書かれていたけど「共苦」の感情を作品の基底においてあるところが、日本人たる自分の心を揺さぶる。 戦争責任なんて、個人はおろか、国単位で考えてももしかしたら存在しないんじゃないかと思った。

10か月前

履歴書代わりに

履歴書代わりに

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kuwa

小学生を相手に、日々働いています…

敬愛する吉村昭。 彼のエッセイを読めすぎて、もはや既視感しかないけど、それでもやっぱり好き。 終盤に載っていた青春〜の話は、淡々としていてそれでいて氏の死生観が表れているところが素晴らしかった。

11か月前

戦艦武蔵ノート

戦艦武蔵ノート

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渡辺洋介

神田村経由専門書版元

大衆のすさまじいエネルギーとそれによってもたらされる戦争の虚しさひいては人間の虚しさを描いた傑作「戦艦武蔵」その愚直なまでの制作過程と調査の日々、著者の脳内皮質奥深くまで覗いたような気になる。 「いろいろ調べてみたんだが、この日本で実際に和平運動を行っていたのは、わずかな人数だったらしい。むろんそれだけではなかっただろうけど。俺が運動に加わっていたとき、憲兵や警官と同じくらい恐れていたのは、実は隣近所にいる平凡な市民だった。それなのに戦争が終わったとたん、数十万人もの人間が出てきて今さらのように戦争反対永久平和をとなえて気勢をあげるなんて、そんな馬鹿げたことがあるか。人間なんて信用できないものだと、おれはつくづく思ったのさ」P.9~10

約1年前