41k ex3pbel

秋が終り冷たい風が吹くようになると、彼女は時々僕の腕に体を寄せた。ダッフル・コートの厚い布地をとおして、僕は彼女の息づかいを感じとることができた。でも、そ... 続き

コメント

まず、「ノルウェーの森」の元となった短編「螢」。いつもの春樹節炸裂で、この文体が好きな人には堪らないし、嫌いな人には読むのがもう嫌!ってくらい評価の別れる所だと思います。ただ私は結構好きだし、読まず嫌いの方も多いとは思いますが、透明感のある文章だと思います。好みもあるとは思いますが、綺麗な終わり方で、なかなか短編として良いのではないかと。私としては寮生活の部分が妙にリアルで良かったです。男子寮のカーテンなんてきっとほぼ100%洗ってる人いないですから。

また、「納屋を焼く」がこの短編集の中では1番の完成度だと思います。いつもの作品の様に主人公の「僕」と不思議な魅力を持つ「彼女」とその「彼女」の恋人の「彼」のちょっと奇妙な現実感が徐々に薄れていく様な物語りです。村上作品の大きな特徴の一つである人物名を出さない事で、かえって読者自身に身近な人物として想像させて、親近感を与えていると思いました。ただ単に題名通りの話しなのですが、読ませます。

その他の短編はちょっとひねりが上手くないかな?と。

長編小説は読み終わったら感想書きます!まだ16分の1ぐらいなんですが(^_^;)

2007年 1月

その他のコメント

アメリカのある地方では納屋を焼くという慣用句があるとかないとか。だれが考えついたのか知りませんが、不思議としっくりきます。あるいはこの短編を読んだからかもしれませんが。カポーティの冷血にこの慣用句を使っていると思われる場面があります。

読者

978de57a e126 48d8 bc1a 2bb77b5765cd86166f7f a267 4005 82ec f83bc49042375dbe0e4b bc3f 440a b73e c5fedd4f340fE7d2840e 54ea 43f9 a28b f02fc753afbf5cae61a8 b4f4 4bfc 9274 7fcfbfc38dbcDe232267 052d 400b bc60 0ac4afae644cA79b9002 8a23 4884 9165 929595eaf759931bc4b3 9cb5 48bb bed7 5c071e9c434a 13人

村上春樹の本

61kixwxnpll
Ac6031c8 0f43 44fc a7e4 44e4cfaed527

szm

Szm

装丁のカラー写真も豊富に、著者の翻訳仕事がざっと展望できる。 柴田元幸との対談も充実。二人の翻訳の姿勢の違いが面白い。この二人が話すと翻訳というのがどういうことなのか分かりやすい。 別に春樹ファンでなくとも関係なく読める。 翻訳スキルを高めたい人はもちろん、翻訳をよく知らない人にも面白いのでは。 硬くなく読みやすい。

3日前

00a6cf1a c5e2 4331 ad04 f26bd088f92008634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2c23e0380d 9551 45a0 b173 7db3903d7fa0