61qixwqwitl

悪魔にとり憑かれたタイプライターが彼女の人生を狂わせる……スティーヴン・キング非推薦!?の錯乱必至メタ・ホラー・エンターテインメント! 〈モダン・ホラー... 続き

コメント

やっと出たドーキー・アーカイブ4冊目。刊行ペース遅すぎませんか?
でもその分?今回も秀逸。亡き夫が買ってくれたタイプライターが未亡人ライターに反旗を翻し…というホラーのメタ・パロディ。これがパソコンだとハローワールドってなもんなのかもしれないが時はワープロが出始めた80年代。
反旗を翻したタイプライターは勝手に主人公の悪夢を綴り出し、やがて書かれたものと現実が綯交ぜになって区別がつかなくなるという恐怖。
なによりも怖いのはこの入り組んだ構造を読者として読んでること。小説内では現実世界とタイプライターが描く世界は存在の階層が異なっているから登場人物は現実と区別がつかない悪夢に苛まれたりしつつも、書かれた世界と自分が立っている世界の隔絶を無意識的にわかっているはずだ。それに対し、読者はメタレベルな立ち位置にいるがために、却ってどっちがどっちなのかにわかには判断できなくなっていく。書かれていることがタイプライターの生み出す悪夢のように思えても、それを確実に知ることができなくなる。なんたって小説内ではどんなことだって起こりうるのだから!
原著はあのアーカムハウスから出ているが、何の因果か時代に埋もれてしまったらしい。著者による後日談も含めてサービス旺盛な一冊。

読者

014253d4 6080 4951 9119 24735184a696Ee0f4619 0f4b 4035 96aa 44537c5295d50394d359 3fef 483c 8570 6ae519a5118e 3人

文芸

逃避行

逃避行

Icon user placeholder

Chie Mochida

篠田節子さんの小説は大好きでいつもとは少し毛色が違う題名に惹かれて読んだら、またポロポロと涙が。始めは主人公の主婦妙子に共感し、家族の冷たさ世間の目に憤慨しながら読み、そのうち、もしかしたらこの主婦はエゴの塊なのかと思ったり、専業主婦でおっとり暮らしてきたであろう彼女の強さに驚いたり。その強さはただ一匹の大事な家族の犬を守るためのものであり、自分の存在を必死で守ろうとする姿であり。逃げ帰りもせず前へ前へと進む姿に心を打たれた。最期の方は、やはりもう涙。まさかの結末。しかし、妙子は自分と犬との終の住処で本来の人や動物が生きる意味を悟れた事は幸せだったのかと。感動の一冊でした。

1日前

はい、チーズ

はい、チーズ

0c5f0435 8852 4ed7 be9a 27f721c6fad7

mai

((*゚∀゚))

テイストの違う短編をワクワクドキドキしながら楽しめます。物語を読む楽しみを思い出させてくれるような短編集。

1日前

Icon user placeholderIcon user placeholder2d8198c1 1600 48f1 87c7 bdb334078bf7 30
少年探偵団―少年探偵

少年探偵団―少年探偵

127d8f60 7b05 45c2 bc16 0283273312aa

Tatsuya

本好き

2018.10.12 最終的に怪盗20面相の能力で解決している感は否めないが、字面だけでアニメ以上に映像として想像できる点は感心

1日前

Da89d462 9367 4b41 968a 24fe70ba90576cd227dc 4993 4c94 90fd 1e6b820d9745B839f0bb b4a7 4f0a b618 c8ca8a807b06