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佐世保の小学校で小6女児が仲の良い同級生に殺害された痛ましい事件から10年。被害者家族は、どう精神のバランスをとり生きてきたのか。子どもの心がわからない全... 続き

コメント

加害者や加害者の家族はやり直しができる。でも被害者の家族はやり直しができない。なぜなら被害者がもうこの世にはいないから。

被害者の兄の言葉は光でもあり消えることのない闇を表しているように感じた。

被害者の兄の言葉が、深く胸に刺さった。
誰よりも家族を想い、だからこそ人前で苦しむことも、感情を露わにすることもできなかった兄。それでも何年も何年も悩み、考え続けた今、彼が思うこと。それは人間にとっての希望かもしれない。
この本を読んでよかった。

佐世保小6同級生殺害事件。今月頭であの事件から12年目。一気に読んだ。子どもの頃自分が生きてた世界のことを思い出して、大人には理解しがたいだろうなと思い、自分が大人になったことを実感した。ひたすらやるせない。

被害者加害者両方の父親の苦悩に加えて、微妙な位置に苦しめられ続ける被害者兄のことばがせつない。

人の心はわからないともがき苦しみながら、それでも、生きていかなきゃいけない。被害者、加害者両家族の姿勢からそう思う。

さわや書店さんオススメの一冊でした。
ノンフィクション作品は多くの方に読んで頂きたいです。

読者

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社会

たのしいプロパガンダ

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タイトル「たのしいプロパガンダ」は主題「本当は怖いプロパガンダ」の意でもある。「戦前の日本人に高い道徳心があったのだとすれば、どうして無責任な軍の高官が生まれたのだろう」との「永遠の0」の矛盾点を突く。さまざまな情報、表現の意図するものを読む思考実験こそが必要と作者はとく。スタンフォード監獄実験でもわかるように、ただ中にいた時、抜け出すのは非常に難しいことを肝に命じていこう。

約6時間前

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シャーデンフロイデ: 人の不幸を喜ぶ私たちの闇

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同期一番の出世頭が大口顧客を怒らせた! 人気タレントがセクハラ疑惑で降板? ああかわいそうに、でも少しだけ(そう、ほんとにほんの少しだけ!)笑みがこみ上げて来たりはしませんか、よくないことだと知りつつも。自分もそういう感情を抱いたことを白状せざるを得ないけど(それも頻繁にというのがまた救いがない)、そういう感情をドイツ語でシャーデンフロイデという。日本語だとネットでいうメシウマというところ。 人間社会に限らず、競争に満ち満ちているこの世においては、シャーデンフロイデは、競争の中で自分が相対的に優位に立ったことに対して人間が感じる快い感情であるらしい。しかし、そうした快感も、妬みを覆い隠すような形で正当化されてしまえば凄惨な犯罪へと容易に転化するという。例えば、ナチスのユダヤ人虐殺のような。にわかには信じ難いけれど、ユダヤ人は劣った存在などではなく、優秀であるからこそ排斥すべきであるという理屈は明らかに妬みから生まれたものだろう。 明日は我が身と思いながら、自戒の念を抱きながら読む本。

3日前

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4日前